地球統合軍艦艇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 16:00 UTC 版)
「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」の記事における「地球統合軍艦艇」の解説
グロリア バルゼー率いる統合宇宙軍第12艦隊の旗艦。 ヘラクレス 統合宇宙軍艦隊の旗艦。火星軌道上で行われたマルドゥーク軍との緒戦に投入される。 統合軍標準戦艦 2090年代の統合軍の主力戦艦。色はグレー。統合軍とゼントラーディの技術を融合させて建造された。 マクロスキャノン ゼントラーディ軍の4000m級中型艦隊指揮用戦艦ノプティ・バガニス級を4隻接続した、統合軍の超大型決戦兵器。マクロスの砲撃戦艦としてのコンセプトを拡大発展させた重砲艦であり、砲撃の際には砲艦形態から砲撃形態へトランスフォーメーション(変形)する。 艦隊旗艦としての運用は最初から度外視され、純粋な砲雷撃戦専用として設計された一砲艦であり、内部に居住区画を持たない。マクロスの主砲があった両肩部分とドッキングポートのあった両腕部に、主砲として合計4隻のノプティ・バガニス級(劇場版仕様)がドッキングされている。5隻のエネルギーを合わせて放たれる主砲の威力は絶大だが、その巨体ゆえに運動性やダメージコントロール・近接防衛は劣悪である。 同型艦が6隻就役しており、マルドゥークとの最初の会戦で4隻が投入されるが、歌に耐性を持つマルドゥーク軍の前では、歌に頼りきりの戦術が災いし、弱点を突かれてすべて轟沈する。最終決戦時には調整不足で初戦に参加できなかった2基が投入され、マルドゥークの旗艦である機動要塞へ主砲斉射を行う。 SDF-1 マクロス マクロス・シティ郊外のカルチャーパーク内で強攻型のままモニュメントとして保存されていた、第一次星間大戦時の戦艦。ブービートラップはいまだ健在で、ときどき主砲が自動的に発射されている。その際は周辺住民へ、「マクロス警報」が発せられる。主砲は艦首部のみでなく、両腕部のアームドや両脚の増設ユニットからも発射可能になっている。ヒビキ、イシュタル、シルビーの三人によるマルドゥークへの抵抗と説得の場として使用されるが、マルドゥーク母艦の攻撃により消滅し、分離脱出したメインブリッジも着陸の際に大破する。 イシュタルは最初、マクロスのことをマルドゥークの伝説に記された「アルスの舟」と呼ぶ。実際に対峙したイングスは「アルスの舟ではない」と否定し、VHS全巻購入特典CD『イシュタルからの伝言』に収録されたミニドラマでは、マクロスが実は「アルスの舟」ではなかったことが明かされる。
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