地球王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 15:51 UTC 版)
ルス・ユガ 第13代目地球王。クリスの実父。36歳。年齢以上に年老いた風貌。 初恋の相手であったキーアの死で覇気を失い、ディアナの傀儡も同然の人生を送っていた。その様からクリスに見下されている。 ディアナ・ユガ 第13代目地球王妃。クリスの実母。28歳。他のガルマイア星人同様、黒に塗りつぶされた虹彩と鋭く尖った歯を持つ、爬虫類を思わせる容貌の持ち主。なお、ガルマイア星人はアメリカのTVドラマ『V』に登場する爬虫類型エイリアン「ビジター」が元ネタとなっており、そちらのリーダーの名前も「ダイアナ」である。 前回の「女王決定戦」優勝者兼事実上の全宇宙の支配者。「列強」「軍事国家」と呼ばれるガルマイア代表として、キーアをはじめとする数多の候補者を下す。下馬評通りの実力者であり、完全に覇気を失った夫をよそに国政を牛耳っている女傑。問題行動ばかりを繰り返す息子クリスに頭を悩ませており、母として子を信じたいという思いを持っているが、それをやすやすと越える凶行の前では流石に怒りを隠せない。普段は貴婦人らしく気品と威厳に満ちた態度であるが、いざ激した時は周囲を震撼させるほどに恐ろしい表情を見せる。 ダイバ・ユガ 第12代目地球王。 レスティア・ユガ 第12代目地球王妃。 トヴァストラ・ユガ 第9代目地球王。初代地球王が廃止した奴隷制を復活させる。 ゲオルギウス・ユガ 第2代目地球王。在任期間中に3兆人を虐殺したことで知られる。自身の死亡説を流布して集った反抗勢力を一掃したという逸話を持つ。この故事を取って次期地球王は即位前に一度だけ「嘘」を吐くことが許され、同時に公務として認められるという「ゲオルギウスの嘘」なる特権を有することになった。 実は本編中の時代でも生存しており、ジョージ・ライアーと名乗って複数の惑星にて虐殺やテロ行為を行い、王家抹殺を目標に行動する。 ラジャス・ユガ 初代地球王。 グリムヴィアス・ユガ 初代地球王妃。ジャナ星出身。319歳。惑星ザクロクにてツヅラ、ムジャハ、ザイドと共に奴隷として虐げられていたが、農場主の暴力によって死の淵に瀕したことで『細胞極化』を覚醒させる。 その後、初代女王決定戦で優勝し、悲願の奴隷制撤廃を成し遂げる。任期終了後は母星であるジャナにかつての奴隷仲間だった側近と共に帰還するが、時を経て奴隷制復活の報を聞き、武力衝突も辞さない覚悟で抗議の意志を固めるが、ツヅラが決死の策により『慈悲の冠(マーシーズ・クラウン)』を嵌めたことにより、意識を奪われ狂乱状態に陥った。 夫ラジャスに向ける愛情は強く、住民が奴隷として迫害されることのない美しい故郷の姿は亡き彼に対して向ける誇りの念そのものだった。 哭爪グラッフィアカーネ(こくそうグラッフィアカーネ) グリムヴィアスの必殺技。変形させた爪によって竜巻を発生させ、相手に叩き込む技。山を削り取るほどの威力を誇る。
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