こくみん‐がくは【国民楽派】
国民楽派
国民楽派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:09 UTC 版)
詳細は「国民楽派」を参照 19世紀当時のナショナリズムの高まりから、ロマン派音楽の一潮流としてロシアの五人組、北欧のグリーグ、チェコのドヴォルザークなどが活躍するようになる。一般的にはこれらを国民楽派と呼ぶが、少し遅れてスペイン、さらに遅れて中南米・ハンガリー・ルーマニア・アメリカでも同様の民族主義的傾向の音楽が見られる。 フランスでは国民楽派と同時期に国民音楽協会が組織され、民族主義的な音楽が追求され、印象主義音楽の土壌となっており、またブラームスは民謡への関心を示し、同様に民族主義的傾向を見せている。ドイツ・イタリア・フランスは音楽の中心地と見なされ、周辺部の現象とされる国民楽派の呼称は使われないが、同時代現象と見なすのは容易であろう。
※この「国民楽派」の解説は、「音楽史」の解説の一部です。
「国民楽派」を含む「音楽史」の記事については、「音楽史」の概要を参照ください。
「国民楽派」の例文・使い方・用例・文例
國民樂派と同じ種類の言葉
- 國民樂派のページへのリンク