啓発
啓発(けいはつ)とは、新たな知識や気付きを与えて、人を教え導くこと。とりわけ、普通はなかなか気づきにくい事柄について、その道の専門家が教え、気づきや理解を与えること。
啓発の「啓」の字には「教え導く」という字義があり、啓発の「発」には、「ひらく)開発する)」というような意味合いがある。
「啓発」は故事成語であり、「論語」の「不憤不啓 不悱不発」というくだりを典拠とする。これは大雑把にいえば「不憤不啓(気持ちを奮い起こす者にしか教えない)、不悱不発(何とか言葉で表現しようと悩む者をしか導かない)」ということで、学ぼうとする者の心意気について述べたものである。
「啓発」の類語・類似表現には「啓蒙」がある。
啓蒙は「蒙(もう)を啓(ひら)く」、すなわち、「無知な愚かな者を教え導く」という意味の言葉である。教えを受ける側の者は暗愚であり、学ぼうという意欲に燃えているニュアンスはかなり希薄といえる。
啓蒙と比べると「啓発」は、教えを受ける当人が学ぼうとする意欲に満ちているニュアンスを多分に伴うといえる。
けい‐はつ【啓発】
啓発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 04:23 UTC 版)
2015年末から、部活動問題(部活動の在り方)の改善に向けて取り組みを始めた。 部活問題対策プロジェクトから、署名の提言内容に助言を求められて支援。 2016年3月3日には、同プロジェクトの署名提出(1回目)に同行。 2016年8月5日には、同プロジェクトの署名提出(2回目)に同行。 「部活動改革元年(2016年)」の提唱者。 「部活動改革2年目(2017年)」は「SNSからKMKへ(顔の見える関係へ)」を掲げて活動中。 「全国一斉NO部活動デー」を個人的に発信し、啓発活動として実施している。 生徒や顧問教員の「過重負担」の解消に向けて啓発活動を実施中。 2017年8月6日「日本部活動学会」を設立することをウェブサイト上で発表 2017年8月29日 中央教育審議会の特別部会後、「教職員の働き方改革推進プロジェクト」発起人として「全国過労死を考える家族の会」との共同記者会見に出席。
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「啓発」の例文・使い方・用例・文例
- 自己啓発に関して、通常の目標に加えてストレッチを設定した。
- 活動の啓発
- 私は自己啓発の本が好きです。
- 私は仕事と自己啓発を頑張ります。
- 絵本は子供たちの頭を啓発する。
- というわけで、人材を啓発するためのセンターが日本に作られるべきであろう。
- テレビ(放送)は大衆の啓発を試みるべきだ.
- 彼はその問題について私を啓発してくれた.
- 啓発的な講義.
- 人の心を啓発する.
- 啓発的な書物.
- 僕は氏の著書を読んで大いに啓発されるところがあった.
- その事件によって当局者は大いに啓発された.
- 智能を啓発する
- この本を読んで大いに啓発するところがある
- 啓発的教育
- 知識を啓く(啓発する)
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