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船舶運営会とは? わかりやすく解説

船舶運営会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 16:59 UTC 版)

船舶運営会(せんぱくうんえいかい)は、1942年昭和17年)から1950年(昭和25年)まで存在した日本の海運統制組織である。国家総動員法18条(条文)で認められていた特別法人として、戦時海運管理令に基づき設立された。「戦時に於ける海運の総力を最も有効に発揮せしむる為、海運事業の統制の為にする経営を為し、且つ海運に関する国策の遂行に協力すること[1]」が目的とされ、太平洋戦争中から戦後の占領期まで、商船の運航を管理した。構成員は日本船舶の船主と、船主団体で逓信大臣の指定するものとされ、原則として強制加入団体であった[2]


  1. ^ 戦時海運管理令第30条。ただし、原文のカタカナをひらがなにし、読点と送りがなを補う。
  2. ^ 戦時海運管理令第32条、第38条。
  3. ^ 増田「第7章」。
  4. ^ 大井篤 『海上護衛戦』 学習研究社〈学研M文庫〉、2001年、444~447頁。ただし、軍徴用船の消耗がより激しく、総船腹量に占める民需船の比率は逆に上昇している。
  5. ^ 防衛研修所戦史室(1975年)、285頁。
  6. ^ 林、124頁。
  7. ^ 日本船主協会(編) 『日本船主協会20年史』 日本船主協会、1968年、10頁。


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