和葉との仲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:47 UTC 版)
和葉との仲は、新一と蘭の関係と同じく両想いであるが、和葉への感情が恋愛なのかは中々理解できない時期が続いた。和葉のことは一途に想っているが、コナン(新一)や事件のことになると存在を忘れてしまうなど、初期は優先順位が若干低くもあった。また、「子分」呼ばわりしたり、単なる付き添いであることを強調したりすることも多かった。 しかし、昔から心の底で和葉を意識しており、彼女がコナンや他の男と仲良くしたりすると嫉妬の炎を燃やし、推理に集中できなくなってしまう。また、崖から落ちそうになった和葉を助けようとした際には、平次を助けようとした彼女から手の甲に破魔矢を刺されてもなお手を離さず、むしろ助けたい想いを強くしたことから、和葉が危険な状態に陥った際には自分よりも彼女の身の安全を優先させている。 その後、和葉がガラの悪い男たちに拉致された(ように見えた)際には「オレの和葉に何さらしとんじゃ!」と激高し、掴みかかっている。このことで昔から和葉へ恋愛感情を抱いていると悟ったが、この出来事が戎橋の上だったことに加え、新一が蘭に告白した場所がロンドンのビッグ・ベン前だったことから、ライバルとしての対抗心もあって彼に負けないシチュエーションで改めて和葉に想いを伝えるチャンスを待つようになり、さらには修学旅行中の新一のサポートとして京都に来た際に清水寺で新一が蘭から頬にキスされる場面を目撃したことで和葉に想いを伝えたいという気持ちが一層高まる。怪盗キッドが絡んだ事件では、和葉に想いをどう伝えるかを意識するあまり自分の目の前にいる和葉がキッドの変装であることに気付かず、最終的には想いが伝わったと勘違いしてキスまでしようとしたが、寸前でコナンや諸伏に制止され、その後はキッドの変装と知って愕然とした。 普段はポーカーフェイスで和葉へ対する心情もボケてしまうので、コナン(新一)や蘭をやきもきさせることも多い。しかし、平次が和葉への恋心を自覚してからは、コナンと蘭も平次が和葉へ動き出すことに安心するようにもなった。
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