名護浦荘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 10:10 UTC 版)
名護浦荘(なごうらそう)は沖縄県名護市部瀬名岬に位置していた国民宿舎 [1]。 沖縄海岸国定公園の中心地にあり県唯一の国民宿舎だった [2]。 1975年(昭和50年)4月に開館し夏休みシーズンの家族や学生客で賑わっていたが、周辺に類似施設が増えたことや共同のバス・トイレなどの造りが利用者ニーズに合わず、利用客が低迷したことから1999年(平成11年)3月31日に営業を終えた [3]。 オープンから1997年度まで約37万人が利用した [4]。 跡地は沖縄県名護市部瀬名岬地域の総合リゾート開発計画である「部瀬名岬地区海浜リゾート開発計画」としてザ・ブセナテラスが新ホテルを建設した。
- ^ 『国民宿舎・国民休暇村―全国版 (アルパインガイド (17)』国民宿舎協会、1982年、ISBN-10: 4635000176、ISBN-13: 978-4635000178
- ^ “宿泊客低迷で廃止へ/ニーズの多様化、リゾートにおされ/名護浦荘、県「行革」の対象に”. 沖縄タイムス (沖縄県那覇市): pp. 朝刊24ページ. (1998年5月9日)
- ^ “ゆうな荘・名護浦荘/さようなら思い出の施設/利用者低迷し相次ぎ閉鎖”. 沖縄タイムス (沖縄県那覇市): pp. 朝刊27ページ. (1999年3月23日)
- ^ “名護浦荘をサミットに活用/県の現地本部など/取り壊し、/来年7月以降に延期”. 琉球新報 (沖縄県那覇市): pp. 朝刊2ページ 政治・行政. (1999年5月9日)
- ^ 沖縄県『環境庁長官に対する要請書 A91 昭和47年10月20日』沖縄県公文書館、1972年、13頁。
- ^ “沖縄県議会会議録 本会議録”. 沖縄県議会事務局議事課 (1998年12月14日). 2019年7月1日閲覧。
- ^ “沖縄県議会会議録 本会議録”. 沖縄県議会事務局議事課 (1998年12月17日). 2019年7月1日閲覧。
- ^ “沖縄県議会会議録 本会議録”. 沖縄県議会事務局議事課 (1998年12月22日). 2019年7月1日閲覧。
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