名数の著作のはじまり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 05:38 UTC 版)
名数を集めた著作は、中国・南宋時代の王応麟の『小学紺珠』(しょうがくこんじゅ、10巻)が最初で、ついで、明代の張九韶(ちょうきゅうしょう、字は美和、1314年 - 1396年)の『群書拾唾』(ぐんしょしゅうだ、12巻)がある。この『群書拾唾』が日本に渡来し、この影響を受けて貝原益軒が延宝6年(1678年)に『和漢名数』(2冊)を刊行した。これが日本で最古の名数の著作である。また、延宝8年(1680年)の節用集『合類節用集』の数量門に、数値に関連した語が記載されている。
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