名古屋エリアへの外国語放送局再建へ
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「InterFM897」の記事における「名古屋エリアへの外国語放送局再建へ」の解説
詳細は「Radio NEO」を参照 2012年(平成24年)10月30日、名古屋エリアで2014年(平成26年)春にMegaNetの新局を立ち上げる構想を発表した。外国語放送局の全国ネットであるMegaNetの活性化を狙うとしている。 2013年(平成25年)8月6日に総務省はInterFMが免許を申請したことを公表、10月25日に11月1日付で予備免許を与える予定であることを発表、11月1日付で総務大臣から無線局予備免許通知書の交付を公表した。呼出名称はエフエムインターウェーブなごや、ステーション名はInterFM NAGOYA、コールサインはJOCW-FMで、周波数は79.5MHz、空中線電力は5kW(実効輻射電力 18kW)で、周波数は既に閉局した同一目的の放送局RADIO-i(愛知国際放送)と同じである。送信所は名古屋市昭和区で、演奏所は同市内の瑞穂区に設置された同社の名古屋支社に置かれる。放送区域は愛知県名古屋市・瀬戸市・常滑市・豊田市・岡崎市・豊橋市を含む中京圏地域で、RADIO-iで放送区域であった浜松市は含まれていない。放送形態は東京本局との同時放送と名古屋支局独自放送の混成を予定していた。 試験放送は3月3日に電波発射を開始し、3月20日に総務省から名古屋地区における外国語超短波放送の免許が付与されたことに伴いサービス放送を3月21日7時に開始し、4月1日7時に開局した。現時点で東三河地区(豊橋)などの送信所設置は発表されていないが、「radiko.jp」の対応は、2015年7月30日から愛知県・岐阜県・三重県を配信対象地域として開始して「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」で日本全国に有料配信された。 かつて名古屋周辺のMegaNet加盟局として、RADIO-i(愛知国際放送:2000年(平成12年)4月1日開局、2010年(平成22年)9月30日放送終了)があり、外国語放送局として4年ぶりの復活となる。民放FMラジオ局で1事業者による1局2波体制は、FM802 (FM COCOLO) 以来2例目となる。1例目が同一エリアで既存免許の承継によるものに対し、異なるエリアにおいて新規で放送免許を申請した事例は初であった。InterFM NAGOYAは2015年10月1日、地域に根付いた放送局として生まれ変わるための改編に合わせ、ステーション名を「Radio NEO」に変更し、2016年12月1日に特定地上基幹放送局の免許人の地位が、株式会社InterFMから木下グループの株式会社Radio NEOに承継された。 独立後もRadio NEOと関係は続き、特別番組の同時ネットやタイミングを合わせた改編などのほか、2017年以降の大型改編でRadio NEOで聴取率が好調であった番組を縮小するなどされた。Radio NEOは2020年6月30日に閉局し、再度名古屋エリアから外国語放送局が消滅する。
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