同質的
反復不能な事象の相対度数(133-5)はそのような事象の確率 1の経験的尺度とみなされることが多い。このことは、分母に現れる全個人が何らかの形で危険(リスク)にさらされた 3ことを前提とする。すなわち当該事象が彼らに生起する機会 2ないし危険(リスク) 2がなければならない。英語の場合の“リスク”という用語は、当該事象が望まれないものであるということを決して意味するものではない。そのため、“結婚のリスク”という用語が使われる。人口を異なる下位集団に区別することが多いが、そこでは当該事象が生起するリスクの個人差は、人口全体における差異ほど大きくはない。リスクに関していえば、相対的に異質的な 5全体人口よりも部分人口の方が同質的 4である。全体人口に関する粗率(普通率)(136-8)に対して、このような部分人口について算定される率は特殊率 6と呼ばれる。 総率 7は総出生率(633-8)の場合のように年齢制限を伴うことがある。
- 1. 確率probability(名);蓋然的なprobable(形)。
- 4. 同質的なhomogeneous(形);同質性homogeneity(名)。
- 5. 異質的なheterogeneous(形);異質性heterogeneity(名)。
「同質的」の例文・使い方・用例・文例
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