どう‐き【同期】
同期 [synchronization]
同期
同期とは、Internet Explorer(5.0以上)に備わる機能のひとつで、「お気に入り」として登録されたWebサイトを自動的に最新の状態へ更新する機能のことである。自動的に回線の接続・切断が行われるので、ダイヤルアップ接続でインターネットに接続している場合に、通信料を無駄に費やすことなく複数のWebサイトを閲覧することができる。
Internet Explorerで同期を行うには、まず同期させたいWebサイトを「お気に入り」として登録しておく必要がある。そうして、[ツール]メニューから「同期」を選択すればよい。するとダイアログボックスが開くので、その中から同期したい項目に対してチェックボックスにチェックを入れれば同期が反映される。あるいは、[お気に入り]メニューをクリックして表示させたWebサイトの項目名にポインターを乗せ、右クリックでコンテキストメニューから[オフラインで使用する]を選択し、ウィザードに従って同期の設定を行えばよい。なお、コンテキストメニューの[プロパティ]からも同様の手続きで同期を設定することができる。
同期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 16:04 UTC 版)
同期(どうき)とは、時期が同じであること。
- 英: synchronization の訳語。「どうき」を平板に発音する。この記事で説明する。
- 同期(同期生、など) - 同じ年に入学・卒業・入社・入営などをすること、またはその人。「同期入学」などの略。「ど」にアクセント。同期 (人間関係)も参照。
- 1年の中での同じ時期。たとえば、今年の1月について話しているとき、昨年の1月を「昨年同期」と言う。同じく「ど」にアクセント。
同期(synchronization)は、複数の事象(イベント)が同時に起こること。単に同時というだけでなく、以下のような意味あいがある。
- 人為的な制御など、原因があって同時に起こっている(起こしている)。
- それぞれの事象に協調性がある。
- 何度も繰り返される(周期は必ずしも一定でなくてもよい)。
"synchronization" は一般には「同期」と訳すが、「同時性」などでは「同時」と訳される。「同調」と訳されることもある。
英語の動詞(同期する)は "synchronize" であり、形容詞形(同期している)は "synchronous", "synchronized"。省略して、"sync" とすることがある。「シンクロ」は日本語特有の省略形である。
対比される用語として、非同期(asynchronous)、準同期(plesiochronous)がある。
同期の例
- データ伝送では、送信側と受信側とで同期をとる。テレビ信号など、同期信号がデータ信号に含まれる方式を自己同期または内部同期、コンピュータのクロック信号など、データとは別の同期信号が使われる方式を外部同期と呼ぶ。一定時間信号がない場合にリセットする同期方式を調歩式同期という。
- テレビや映画などでは、映像(動画像)と音声の同期をとる。別々に収録する場合は同期のためにカチンコが必要である。
- コンピュータ関連については、同期 (計算機科学) の記事を参照。
- 鉄道では、同じ線路を走る複数の列車の運行を同期させる。ダイヤグラムを参照。
- DTMなど自動演奏では、複数の楽器の演奏を同期させる。ただし、人間の合奏・合唱・演奏でも同期はとられている。
- バックアップを常に最新の状態に保つには、オリジナルデータの変更に対して同期させる必要がある。「iPodとiTunesの同期」も、これと同じ意味である。→ファイル同期、ミラーリング(一方向同期)
- アーティスティックスイミングでは、複数の演者の動きが同期する。
- 月など多くの衛星は、惑星の潮汐力によって、自転と公転とが同期している。
- 太陽同期軌道は、人工衛星の軌道の一種であり、昇交点経度の変化が太陽の動き(実は地球の公転)に同期している。
- 電気工学では、交流の周波数と電動機の界磁の極数によって求められる速度を同期速度といい、電動機の実際の回転速度が同期速度に一致している状態を同期状態という。同期状態で稼働する電動機を同期電動機という。
関連項目
同期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 07:43 UTC 版)
「SystemVerilog」の記事における「同期」の解説
複雑なテスト環境では、再利用可能な検証コンポーネント群が相互に通信しながら動作する。SystemVerilog は通信と同期のための2つのプリミティブを用意している。mailbox と mutex である。mutex は計数型セマフォのようなものである。mailbox はFIFOの一種である。mailbox は型をパラメータ化でき、指定された型のみ通すようにできる。これらのオブジェクトは transactions のクラスインスタンスであり、検証コンポーネントが実行する基本操作群(例えば、フレームを送信するなど)である。
※この「同期」の解説は、「SystemVerilog」の解説の一部です。
「同期」を含む「SystemVerilog」の記事については、「SystemVerilog」の概要を参照ください。
同期
「同期」の例文・使い方・用例・文例
- 非同期通信
- 1999年の同期生
- 彼が初めて同期の人たちと顔を合わせました
- その数字は、去年の同期に売上をもとに算出しています。
- クロック同期装置
- 2つの肺の非同期性
- 1株当たり利益が前年同期より3%上昇した。
- 彼女もまた、自分と同期に入社した社員の一人である。
- インストール先とファイルを同期させる
- ソースファイルをインストール先と同期させる
- 私は自分の同期のマネをした。
- 彼は同期の中で1番の成功を収めた。
- 私には5人の先輩がいたが、同期は誰もいなかった。
- 私は先週高校の同期会に出席しました。
- 偶然にも彼は私の同期である。
- 私は山田さんと同期入社です。
- 彼は私の同期である。
- 私達は同期の警察官です。
- 私の同期はたった6人でした。
同期と同じ種類の言葉
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