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どう‐ち【同値】

読み方:どうち

論理学で、二つ命題p、qにおいて、一方が真であれば他方も真、一方が偽であれば他方も偽という関係が成り立つとき、pとqは同値であるという。また、「pならばq」と「qならばp」が同時に成り立つとき、pとqは同値であるという。等値等価同等


同値

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 22:52 UTC 版)

同値(どうち)または等価(とうか)とは、2つの命題が共にまたは共にのときに真となる論理演算である。 英語ではequivalence (EQ)。「if and only if(~のとき、かつそのときに限る)」を略して、iff ともいう。否定排他的論理和 (XNOR) に等しい。 演算子記号は ⇔、↔、≡、=、EQ などが使われる。




「同値」の続きの解説一覧

同値

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 04:07 UTC 版)

直観主義論理」の記事における「同値」の解説

同値を表す結合子 ↔ {\displaystyle \leftrightarrow } は ϕ ↔ χ {\displaystyle \phi \leftrightarrow \chi } standing for ( ϕ → χ ) ∧ ( χ → ϕ ) {\displaystyle (\phi \to \chi )\land (\chi \to \phi )} の省略形として導入できる。代わりに次の公理追加してもよい: IFF-1: ( ϕ ↔ χ ) → ( ϕ → χ ) {\displaystyle (\phi \leftrightarrow \chi )\to (\phi \to \chi )} IFF-2: ( ϕ ↔ χ ) → ( χ → ϕ ) {\displaystyle (\phi \leftrightarrow \chi )\to (\chi \to \phi )} IFF-3: ( ϕ → χ ) → ( ( χ → ϕ ) → ( ϕ ↔ χ ) ) {\displaystyle (\phi \to \chi )\to ((\chi \to \phi )\to (\phi \leftrightarrow \chi ))} IFF-1とIFF-2は一つ公理 ( ϕ ↔ χ ) → ( ( ϕ → χ ) ∧ ( χ → ϕ ) ) {\displaystyle (\phi \leftrightarrow \chi )\to ((\phi \to \chi )\land (\chi \to \phi ))} に結合できる

※この「同値」の解説は、「直観主義論理」の解説の一部です。
「同値」を含む「直観主義論理」の記事については、「直観主義論理」の概要を参照ください。

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同値

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 10:18 UTC 版)

名詞

 

  1. どうち)同じ価値を持つこと。同じ意義有すること。等価
  2. (どうね)同じ値段
  3. (数学) (どうち)二つ命題があり、一つ命題であれば二つ目命題が真であり、同時に二つ目命題が真であれば一つ目命題が真であるとき、二つ命題は同値であるという。二つ命題互い必要十分条件になっていること。

関連語


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