古典的作品
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金谷治訳注『孫子』岩波文庫、同ワイド版 古代中国の兵法を論じた孫武の著作。戦略、戦術、統率など幅広い軍事問題について論じた歴史上先駆的な研究。 清水多吉訳『クラウゼヴィッツ 戦争論』 中公文庫(上・下) 戦争と戦闘、戦略についての理論に関する歴史的、古典的な著作。政治の延長としての戦争の概念を定式化した。 ジョミニ、佐藤徳太郎訳『戦争概論』 中公文庫 戦いの原則、攻撃や防御など幅広い軍事問題の主題を扱った著作。戦略だけでなく戦術、兵站に関する考察も含まれている。 アルフレッド・マハン、北村謙一訳『マハン 海軍戦略』 中央公論新社/ 麻田貞雄編訳『マハン 海上権力論集』講談社学術文庫 海上作戦における戦略の理論を論じた著作。海上交通路と制海権、シーパワーを体系化した。 ドゥーエ著、瀬井勝公訳「制空」戦略研究学会編『戦略論大系6 ドゥーエ』芙蓉書房出版、 航空作戦における戦略の理論を述べた著作。戦略爆撃や制空権などの概念を提唱し、空軍の戦略を論じている。 リデル・ハート、市川良一訳『戦略論 間接的アプローチ 上下』原書房、2010年 軍事戦略における間接アプローチの理論を提唱した著作。第一次世界大戦、第二次世界大戦についての分析が含まれている。 Phillips, T. R. ed. Roots of strategy. Harrisburg, Pa.: Military Service, 1940. ここで取り上げていないヴェゲティウスの『古代ローマ人の軍制』やナポレオンの『格言集』などの古典的な文献を解説、翻訳した著作。
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