原作漫画との主な相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 22:23 UTC 版)
「GTO (漫画)」の記事における「原作漫画との主な相違点」の解説
第1話は鬼塚が教育実習に向かう場面から始まっており、鬼塚の就活エピソードはカットされている。 鬼塚の教育実習先の高校の名前が「武蔵野吉祥寺東高校」から「武蔵野北東高校」に変更。 鬼塚が務める学校の名前が「聖林学苑」に変更(前述の用語参照)。 内山田の痴漢行為や、良子の不倫を示唆する描写、菊池の喫煙及び無免許運転、冴島の違法ビジネスなどのエピソードはほぼカットされている。その代わり、アニメオリジナルシーンがいくつか追加されている。また尺の都合上、非常に長い内山田のモノローグも大幅に省略されている。 丸山が登場せず、教頭も内山田一人になっている。このため、原作での丸山の役割は全て内山田が兼任。他にも森高や深田などの一部の登場人物が別人に置き換えられている。 雅の冷徹さが増していたり、菊池が常にクールでやや真面目だったりと性格が微妙に異なっている。また雅は原作と違い髪を染めていない。 鬼塚の麗美に対する「特別課外授業」の際、菊池がクレスタを盗むために内山田を気絶させた時の手段がスタンガンから転倒に変更。その際クレスタを運転した人物も菊池から冬月に置き換えられている。 麗美の出生の秘密は最後まで明かされておらず、また鬼塚に恋心を持つようなシーンは多少示唆される程度になっている。 原作終盤に登場していた桜井の孫の繭は登場しない。また天使部隊のメンバーやその黒幕である大門も登場しない。 鬼塚が大練馬銀河教を訪れず、華原も写真のみの登場で居場所も病院に変わっている。 杏子達へのお仕置きが「尻に落書き」から「パンツへの落書き」に変更。 朋子がコンテストで行った課題演技の内容が「人形劇」から「電話で送った雅へのメッセージ」に変更。 原作の番外編『GTO(ぐれえと・とろこ・おっぱい)』にあたるエピソードは『GTO』本編の一部としてアレンジされており宗方が登場せず、代わりに鬼塚や村井達が話に絡むなど内容も大幅に異なる。 勅使河原が生徒への暴力で謹慎処分になる場面がカットされている。最終的に逮捕された原作と違って第15話を最後に登場しなくなるため、引きこもりになる程度で済んでいる。 麗美を殺したと思い込んだ鬼塚の被害妄想シーンが大幅に変更され、『踊る大捜査線』や『金田一少年の事件簿』のパロディを盛り込んだ映画予告風のコミカルなものになっており、死刑執行までは描かれない。 あずさがクラスの女子によるいじめから立ち直るのに原作より時間を要している。 修学旅行の資金集めの際、マグロ拾いの下りは丸々カット。 麗美が雅たちへのお仕置きとして呼び寄せた集団が「武蔵野HENTAI倶楽部」から「身代金目当ての誘拐犯」に変更。 鬼塚がマグロ漁船と間違えて乗った船が沖縄行きのフェリーではなく東京湾クルーズの船に変更。このため、鬼塚は旅行には生徒達と同時に出発している。 3年4組が担任いじめを始めた原因とその発端となった人物が異なる。
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