あつ‐いた【厚板】
厚板
厚板
厚板
厚板
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 21:03 UTC 版)
男役の着付に用いる小袖形の衣装で、老若、貴賤、鬼神などさまざまな役柄に用いられる。染織用語としての「厚板」とは、平織の地に各種の色糸や金銀糸を緯糸として用い、緯糸を唐織のように浮かせずに経糸で固く押さえたものを指し、厚い板に巻いたことがその語源とされている。ただし、能衣装としての厚板は、上述のような技法によるものはむしろ少なく、唐織と同様の組織によるものや綾織のものもみられる。文様は幾何学文、縞、格子などの固い感じのものが多い。「厚板唐織」という装束名が使われることもあるが、これは男役の着付に用いる衣装で、唐織と同様の組織により、華やかな文様を表したものを指す。
※この「厚板」の解説は、「日本の染織工芸」の解説の一部です。
「厚板」を含む「日本の染織工芸」の記事については、「日本の染織工芸」の概要を参照ください。
「厚板」の例文・使い方・用例・文例
- 食込板は船の外板の端の厚板である、
- (船について)(重なっているよりはむしろ)平らな外皮厚板で造られる
- 重なり合う外皮厚板を持つさま
- 厚板の上で調理して、給仕する
- 光線または厚板による線
- 厚板で覆う
- 通りは厚板を張られた
- 厚板は横木によって切り離される危険にさらされていた
- 鉱山での通気を制御するのに用いられる厚板または布の区分(しばしば一時的な)
- 厚板の臨時通路(建設地のぬかるみに置く)
- バッターが立つ、ゴム厚板からなるベース
- 木を厚板へ伐り出すのにかつて使用された大きな2つの取手のあるのこぎり
- 輸送のために、または、泳者のためのプラットホームとして使われることができる平らな浮揚物(通常木または厚板でできている)
- 鋼船のフレームを覆い、木の船の厚板と対応しているプレート
- 1組の厚板の1つで、物を回転させたり滑らせる軌道を作るために使われる
- 碑文を支えるのに適した石や木の厚板
- 水が側面にふりかからないようにする舷縁に沿った幅広い厚板からなる保護カバー
- 直立した厚板の上にある大量の石から成った目印のための古い柱
- 芳香性の夜開く白い花を持ち、厚板材に使用される赤色調の木材を産するインドの木
- まとめて厚板を張る
- >> 「厚板」を含む用語の索引
- 厚板のページへのリンク