「包囲」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

包囲とは? わかりやすく解説

ほう‐い〔ハウヰ〕【包囲】

読み方:ほうい

[名](スル)周り取り囲むこと。「警官犯人を—する」「緊急—網」

「包囲」に似た言葉

【包囲】(ほうい)

envelopment

自軍戦力集結させつつ、敵戦力分散させる事。
基本的に自軍をいったん分散させ、一つの敵部隊に対して2カ所以上から一斉に攻撃する事を指す。
そうする事によって敵は応戦のための戦線を2カ所以上作なければならなくなり火力分散する

反面分散によって個々部隊戦力低下するため、各個撃破される恐れがある

包囲戦術の例

例1

   □□□
   ↓↓↓
   ↑↑↑
□→←■■■
□→←■■■
□→←■■■

上図では『■』の部隊が『□』の部隊包囲されている。
『□』の側は全ての火力を一カ所の敵に集中させている。
翻って『■』の側は戦力2分割して二つ戦線同時に支える事を強いられている。

ただし、上図における『□』側は潜在的な危険抱えている。
『■』側に交戦していない余剰戦力存在するからだ。

例2

     □
     ↓
     ↑
□→←■■■
□→←■■■
   ■■■→←□
   ↓↓
   ↑↑
   □□

ダメな包囲の例。
『□』側が戦力分散させすぎて火力集中できていない
火線の薄い右上または右の『□』が集中攻撃受けて撃破され、包囲が崩れるだろう。

例3

      □→←■
     □□→←■
     ↓↓ 
     ↑↑
    ■■■
 □→←■
□□→←■
↑↑
↓↓
■■

例1状況から戦況逆転した例。
『■』側の余剰戦力左右両翼展開され、『□』側が逆に包囲されしまっている。

例4

   □□□
   ↓↓↓
   ↑↑↑
   ■■■
    ■■



□→←■■
□→←■
□→←■

例1状況から『□』側の包囲が突破された例。
『■』側の余剰戦力上部の『□』に突撃し戦線後退して包囲が破られている。


包囲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/22 09:11 UTC 版)

包囲(ほうい、: envelopmentsurrounding)とは敵の脆弱な側面や背後に対して戦力を機動させようとする攻撃の形態の一つである。




「包囲」の続きの解説一覧

包囲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 17:33 UTC 版)

機動戦」の記事における「包囲」の解説

包囲では、敵を正面捉えながら残る勢力で敵の退路を断つよう位置をとり、包囲の輪を縮める、最後に敵の側背主力攻撃し殲滅を図る。

※この「包囲」の解説は、「機動戦」の解説の一部です。
「包囲」を含む「機動戦」の記事については、「機動戦」の概要を参照ください。

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包囲

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 03:14 UTC 版)

名詞

ほうい

  1. 周り囲むこと。

動詞

活用

サ行変格活用
包囲-する

「包囲」の例文・使い方・用例・文例

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