前から存在していた魔女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:53 UTC 版)
「山田くんと7人の魔女」の記事における「前から存在していた魔女」の解説
清集院 桃子(せいしゅういん ももこ) 2年I組→3年。元入れ替わりの魔女。うららと同じく「キスした相手と精神を入れ替える能力」の持ち主だった。柔道部に所属し、主将を務める。大柄な体型が特徴。握力は右68kg、左75kg。重量挙げはクリーン&ジャークで112kg。趣味はアロマテラピー。 1年の時には痩せており、その時には山田・ナンシー・寧々・潮・姫川とも関わりがあった。記憶をなくしてからは魔女の能力を多用し、暴走していた。 紺野 つばさ(こんの つばさ) 2年F組→3年。女子バスケ部・部長。元服従の魔女。寧々の”虜の能力”の強化版、「キスした相手を服従させる能力」の持ち主だった。部をまとめるために能力を使い続けていたがやがてリスクのない能力に呑まれていき、部員に自分の宿題をさせたり寧々に能力をかけたりと暴走していくも山田の手助けによって能力を使わずして部をまとめることに決めた。所謂スポーツ少女だが、遊園地のアトラクションで遊んで観覧車でキスをする理想のデートに憧れていた。山田に好意を持っている。記憶をなくしてからは魔女の能力を多用し、再び暴走していた。 1年生の秋頃(2学期開始から1ヶ月後)の時点ではまだ魔女ではなく、代わりに藍川望という生徒が魔女だった。 萌黄 ことり(もえぎ ことり) 2年E組→3年。元読心の魔女。大塚の”テレパシーの能力”の強化版、「人の心を読む能力」の持ち主だった。親友であるぬいぐるみの「さとり」をいつも持ち歩いており、「さとり」を媒介して相手に能力をかけることが可能。厳密にはテレパシーの能力のように互いの考えが読める能力。 山田ですら呑まれてしまうほどの能力を自制できる強靭な精神を持つ。 クラスメイトを他の魔女の能力から守るため全員に能力をかけていた。その優しさ故に潮からキスを頼まれて能力をキャプチャーされてしまった。しかし儀式直前に能力をリターンされた。 姫川 そら(ひめかわ そら) 2年D組→3年。元ロマンスの魔女。ノアの”過去視の能力”の強化版、キスした相手の好きな人との思い出が見えるという言わば「ロマンスの能力」の持ち主だった。悠理のことは弟のような存在だと思っている。 手芸部・部長だが不器用なため、針を頭や腕などに刺して流血してしまうこともしばしば。 山田が姫川の「好きな人との思い出」を見たときには「好きな人」の顔も声も分からなかったが、宮村やノアを能力にかけたときは顔と声を特定できた。 これについて山田は、姫川はナンシーに記憶を消されたと解釈、姫川の好きな人は自分自身であると推測した。 1年の補習合宿で山田と知り合い、ナンシーを加えた3人で魔女探しをしていた。その最中で山田に惚れるが能力をかけた際に山田の好きな人が自分ではなかったことを嘆いた。翌日、魔女殺しのキスでも思い出せなかった空白の記憶を挟んでナンシーに「何も聞かずに記憶を消して」とせがみ、生徒全員の記憶を消させた。 記憶を失くしてからは山田が「まるで人形じゃねえか…」と驚くほど虚ろになっていたが、儀式の後は感情を取り戻した。 長らくうねりのあるロングヘアだったが、卒業式前に髪をバッサリ切ってショートヘアになった。 10年後の後日談では悠理と結ばれ、1児の母となる。 筑紫 愛子(ちくし あいこ) 2年G組→3年。元未来視の魔女。猿島の”未来透視の能力”の強化版、「未来予知の能力」の持ち主だった。この能力は猿島の能力と違い、自身の行動によって未来を変えることが可能。実家は神社である。趣味は占いと戦隊モノのDVD鑑賞。好きなタイプは夢を追いかけてる人。グアムでの修学旅行にて露出多めの水着を着ており、身持ちの固そうな見かけとは裏腹に大胆。 普段は能力を占いのために使い、それによって視た悪い未来を良い方向へと変えるために行動している。自ら占った未来に自身が関与すると自作自演だと疑われてしまうことを危惧し、「JK仮面」に変装して人知れず行動することが多い。 萌黄と同じく水を媒介しているので、キスをせずに能力をかけられる。記憶をなくしてからは魔女の能力を多用し、暴走していた。 菊池アカネ(きくち あかね) 2年F組→3年。元透明人間の魔女。飛鳥の透明人間の能力の強化版、「透明人間の能力」の持ち主だった。血液型はAB(Rh-)型。コードネームはGentle-woman thief。得意料理はガルブツィー。よく買ってくるお土産はマトリョーシカ。5カ国語に堪能。普段から忙しく、常に分単位で何らかのミッションを熟している。魔女の関係者ではナンシーしか連絡先を知らない。記憶が消えてからは学校に登校していなかった。 ナンシー/虹野 晴子(にじの はるこ) 2年G組→3年。元7人目の魔女。「記憶を消す能力」と「記憶を操作する能力」「すべての魔女と魔女に能力をかけられた生徒を探知する能力」の持ち主だった。シドと一緒に魔女とその能力にかけられた生徒の監視をしている。しかし詫摩側の魔女は見ることができない。能力に呑まれた魔女の記憶を消すことによって魔女を救う活動をしていた。シドと共に軽音楽部所属だがろくに活動しておらず楽器も弾けない。最高にパンクだと思う言葉はニンニクニョモランマヤサイマシマシアブラカラメオオメ。猫舌である。 山田とは過去に面識があり、山田・姫川の3人で魔女探しをしていた。魔女のことは超常現象研究部に忍び込んで上巻ノートを見つけて知り、過去に山田の記憶を2回消している。山田のことは結婚したいくらい好き。 生徒会長選挙前に山田へ能力をコピーさせた上で五十嵐にキャプチャーされたため、能力を保持していない。その後はバンドを結成してカラオケに入り浸り、普通の女子高生としての生活を謳歌していた。 10年後の後日談ではスリーピースバンド「せいぶつがかり」を組んでおり、パンクに凝っていた高校時代とは大幅な路線変更を図っていた。
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