制作側の発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 17:55 UTC 版)
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の記事における「制作側の発言」の解説
監督の福田己津央は放送開始前のインタビューでは「本作で戦争はなぜ起こるのかを描いていく」と発言していたが、放送終了後のインタビューでは「DESTINYは戦争がテーマの作品ではない。競争が否定されがちな世情において、生命の進化が生存競争と適応である事を改めて考え直し、子供たちが厳しい現実と向き合いながら戦う事をテーマとした」といった旨の発言している。また、福田は後年のインタビューにおいて『SEED DESTINY』は準備期間が短かった事と、『SEED』のスペシャルエディションを挟んだために、製作がタイトになっていた事を明かしている。 また、福田は「一つの物語に三軸の主人公を据えて、三つの視点から描くことに挑戦してみたかった」と述べている。福田はシンのキャラクター設計とその顛末、シン、アスラン、キラの順番でシナリオのスポットを当てる事は当初の予定通りだったとしつつも、キャラクターの心情を説明するためにストーリーを割いたことと、初期に想定していたキャラクター像が製作するにつれ変遷していった旨を明かし、「一番ブレなかったのはキラ、ラクス、デュランダル」と評している。 2011年5月8日にロフトプラスワンにて開催された「とことんSDガンダム!! in ロフトプラスワン」に登壇したプロデューサーの佐藤弘幸は、本作の動画枚数について、第50話の4800枚が最高であると述べた。
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