初期GAT-Xシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 16:08 UTC 版)
「地球連合軍の機動兵器」の記事における「初期GAT-Xシリーズ」の解説
地球連合所属国家の大西洋連邦が、オーブ連合首長国のモルゲンレーテ社との共同で開発した新型試作MS群で、開発計画の提唱及び責任者はデュエイン・ハルバートン提督。当初は大西洋連邦独力によるプロジェクトであったが、C.E.70年7月12日、戦局の膠着状態を受け、計画進捗の促進を目的に、オーブ連合首長国の国営企業モルゲンレーテ社との共同開発に変更、また、開発するMSの運用母艦の建造も並行しておこなう事になった。 この機体群は、全機が特殊装甲のPS装甲を採用しており、携行装備が実弾を中心としていたザフトのMSの攻撃を無力化する事が可能だった。また、機体に使用されているフレームも工夫が行われており、通常の「X100番台フレーム」、100番台フレームに特殊機能を付加させた「X200番台フレーム」、航空形態等への可変機構の搭載を前提とした「X300番台フレーム」の3タイプに分けられている。そのうえで新型の低電力高出力ジェネレーターの実用化によって小型化されたビーム兵器を搭載しており、標準装備で既に艦船をも撃沈する攻撃力を有している。 G兵器の「G」とは、「Genesis」及び「Genocide」の頭文字である。 G兵器の「G」はOSの頭文字でもあり、通常は「G」、もしくは「Xナンバー」と呼ばれ、5機の機体には、G.U.N.D.A.M.(General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System=単方向の分散型神経接続によって自律機動をおこなう汎用統合性システム)と呼ばれるOSが搭載されている。型式番号のGATは、「Gressorial Armament Tactical=戦術装脚兵装」の略で、Xは試作機を表している。尚、GAT-Xシリーズでは機体のシリアルナンバーのうちデュエル以前の101やバスターとストライクの間に値する104など、番号が飛び飛びで欠番になっているが、これはシミュレーション止まりで実機製作に至らなかった機体もカウントしているからである。この一連の機体群は、資料によって「初期GAT-X」、「前期GAT-X」とも記述される。 開発されたG兵器 GAT-X102 デュエル GAT-X103 バスター GAT-X105 ストライク GAT-X207 ブリッツ GAT-X303 イージス 別系統で開発 GAT-FJ108 ライゴウ アクタイオン・プロジェクトで開発されたストライクEのデータを元にフジヤマ社が独自改良し開発した機体。
※この「初期GAT-Xシリーズ」の解説は、「地球連合軍の機動兵器」の解説の一部です。
「初期GAT-Xシリーズ」を含む「地球連合軍の機動兵器」の記事については、「地球連合軍の機動兵器」の概要を参照ください。
- 初期GAT-Xシリーズのページへのリンク