初期感染
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 00:51 UTC 版)
「ミルウォーキー・プロトコル」の記事における「初期感染」の解説
2004年9月12日、セイント・メアリー・スプリングス高校(英語版)に通う15歳の生徒であったギーズは、故郷のウィスコンシン州フォンデュラクの聖パトリック教会に参加した際、コウモリを捕まえた。彼女は左人差し指を少し咬まれ、過酸化水素水で手当てした。家族は治療を受ける必要はないと判断した。咬まれてから37日後、ギーズは神経症状を発現した。彼女は、102°F(39°C)の熱、複視、発語困難、左腕の痙攣などの症状を呈し、セイント・アグネス病院に入院した。 彼女は治療に反応せず、他のあらゆる病気に対して陰性であった。彼女の容態が悪化するのを見た母親は、罹患する1か月ほど前に彼女がコウモリに咬まれていた旨を告げた。その後彼女は狂犬病と診断され、ウォーワトサ(英語版)のウィスコンシン小児病院にてウィロビー博士を紹介された。のちに疾病管理予防センターでの検査により、診断が確認された。
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