出丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 05:23 UTC 版)
本丸の西側に位置する郭。別名、本丸脇千人溜り。規模は東西約24.2メートル、南北23.9メートル。出丸への通路は北側と二の丸へと繋がる通路が南側に1ヶ所ずつある。二の丸と同様に山麓にも出丸が存在し、城の南側にある小高い独立式丘陵にあった。通称、夕日ノ丸と呼ばれており、現在は本丸の西側にある出丸と同様に藪や林になっている。 出丸木戸(でまるきど) 出丸の北側に存在した出入り口。出丸木戸を出ると、本丸の石垣の周囲を廻る道に出る。現在は藪や林になっているため、辿り着くのは困難である。
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出丸(でまる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:25 UTC 版)
城の守備が脆弱な箇所の補強や物見などの目的でつくられた、補佐的用途を持つ曲輪。 大坂冬の陣に際して、大坂城総曲輪の南側に真田信繁(真田幸村)が造った「真田丸」などがある。 江戸時代には、武家諸法度により城郭の増築が原則として禁止されたため、岡山城の後楽園のように出丸の機能を併せ持つ大規模な庭園が築造されるようになった。
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出丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 09:47 UTC 版)
兼山城の第一防衛線のため大手口に築かれた曲輪。城内で唯一独立している郭で、規模は東西約50メートル、南北約43メートルで城内で最も広い曲輪である。北側は高さ約3メートルの土塁で築かれ、南側は高さは約3.4メートルの石垣で築造されている。出丸の石垣は城内で現存する石垣の中で最も古いといわれている。現在は近くに駐車場があるため他の郭と比べて比較的整備されている。 出丸櫓 出丸の南東隅に存在した二重の櫓。櫓の東側に山麓と通じる大手道がある。礎石だけが現存している。 出丸表門 出丸の東側に存在した門。礎石だけが現存している。
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