六芒郭(ろくぼうかく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:20 UTC 版)
「皇国の守護者」の記事における「六芒郭(ろくぼうかく)」の解説
初め皇龍道先の位置へ築城される予定であったが五将家の縄張り争いが始まり、玉虫色の決着をみた。その結果、場所は孤立してしまった場合軍事的な価値がほとんど消滅する位置。規模は〈皇国〉の内の要塞としてはそこそこのものとなった。要塞の築城様式は稜堡式。堡は六角星型。中心に本郭があり、その周辺へ六つの堡塁(突角堡)を突きだす。本郭と突角堡とは水堀に架けられた通行橋によりつながっている。皇紀五五五年に築城が開始されたが、問題がいくつも噴出し築城工事が混乱した。いまだ南突角堡の工事未了のまま皇紀五六八年、〈帝国〉東方辺境鎮定軍主力27万を新城支隊約9000名が迎え打つこととなった。撤退中に接収(拾った又は虎で脅して部隊ごと連れ込んだ)砲で恐ろしい火力を有する要塞となる。脱出の際新城支隊の手によって完全に爆砕された。
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