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六位蔵人とは? わかりやすく解説

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ろくい‐の‐くろうど〔ロクヰ‐くらうど〕【六位の人】

読み方:ろくいのくろうど

位階六位で特に蔵人に任ぜられた者。毎日交代天皇の膳の給仕宮中雑事奉仕した六位としては例外的に昇殿許された。


六位蔵人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/27 22:43 UTC 版)

六位蔵人(ろくいのくろうど)とは、令外官の役職で、蔵人所官吏五位蔵人の次位にあたる。定員はおおよそ4名から6名。天皇給仕等、秘書的役割を果たした。毎日出仕して働く下級役人であることから日下﨟(ひげろう)とも呼ばれた。六位の者が補任されるが、昇殿が許される殿上人となり、麹塵袍の着用が許されるなど、天皇の側近として名誉な職とされた。


  1. ^ a b 林大樹「近世蔵人頭に関する基礎的考察」國學院大学国史学会『国史学』217、2015年/改題所収:「近世の蔵人頭について」林『天皇近臣と近世の朝廷』(吉川弘文館、2021年) 2021年、P44-46.


「六位蔵人」の続きの解説一覧

六位蔵人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 21:07 UTC 版)

蔵人」の記事における「六位蔵人」の解説

定員は、おおよそ4名から6名。天皇の膳の給仕等、秘書役割果たした。六位蔵人は式部丞民部丞外記・史・近衛将監衛門尉などと同様に毎年正月叙位叙爵があり、上﨟者(在職年数長い者)は従五位下叙され慣例となっていた(巡爵)。また、式部丞民部丞外記・史・検非違使衛門尉などから叙爵した者と同様に六位蔵人から五位叙された者は受領任じられる資格があり、叙爵一定の待機期間の後、受領任じられた。そのため、六位出身者にとって六位蔵人は重要な出世コースであった

※この「六位蔵人」の解説は、「蔵人」の解説の一部です。
「六位蔵人」を含む「蔵人」の記事については、「蔵人」の概要を参照ください。

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