八女地区
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八女市の福島案内所(以下、「福島」)を中心に、以下の路線を運行する。辺春線の平山温泉行きを除きすべて八女市中心部〜旧八女郡市町の運行である。大半が山間部を運行することから、末端区間が積雪や災害などで通行止めになることもある。この他にも八女学院高等学校スクールバスや八女市予約制乗合タクシー、広川町ふれあいタクシーの運行も受託している。 羽矢線 ※羽犬塚 - 八女インター前 - 鵜ノ池 - ゆめタウン八女 - 下福島 - 福島 - 後ノ江四ッ角 - 長野 - 黒木 ※羽犬塚 - 八女インター前 - 鵜ノ池 - 蒲原 - 下福島 - 福島 - 後ノ江四ッ角 - 長野 - 黒木 - 日向神 - 宮ノ尾 - 柴庵 羽犬塚 - 八女インター前 - 鵜ノ池 - 蒲原 - 下福島 - 福島 - 福島高校前 筑後市の羽犬塚駅と八女市黒木町、同矢部村を主に国道442号経由で結ぶ路線で、堀川バスの基幹路線であり、旧国鉄矢部線の代替路線である。1時間に2本の運行が基本で、最多4本運行される時間帯もある。 主な運行区間は羽犬塚〜ゆめタウン八女〜黒木で、蒲原経由より若干本数が多い。1日9.5(2019.11.16ダイヤ改正より8.5)往復設定されている柴庵行きは全て蒲原経由である。午前中に2便(日祝は1便)運行される白木線直通便はいずれもゆめタウン八女経由である。上月足発羽犬塚行きの便も設定されていたが、2016年10月のダイヤ改正で黒木始発に変更された。 一部便が後ノ江四ッ角で久留米方面のバスと接続している。また、白木線へ直通するべんがら村行きも設定されている。 星野線 ※福島 - 後ノ江四ッ角 - 長野 - 北川内(上陽町) - 長尾 - 十篭(星野村) - 十篭車庫前 八女市中心部と八女市上陽町、同星野村を国道422号、県道52号経由で結ぶ路線で、基本的に1時間に1本の運行である。主な運行区間は福島 - 十篭車庫前間で、浦発着および羽犬塚発着が若干数設定される。 羽犬塚発着の便が1日2往復設定されているが、ダイヤ改正の度に始発着地(十篭車庫前行きまたは浦行き)と経由地(蒲原経由またはゆめタウン八女経由)が変更されている。 朝の八女方面行の便に1便のみ福島を越えて八女学院行きとして運行されている便がある。ただし休校日運休。 2019年8月の豪雨により星野村下長尾~長尾の道路が崩壊したことにより当初は土穴折り返し、その後平成24年と同様に鹿里経由(後述)、10月1日より下長尾折り返し(10月15日より下長尾~浦タクシー連絡)となっている。 2007年10月まで1日1往復のみ星野村内の長尾 - 十篭間を轟経由で運行する椋谷系統が存在していたが、廃止後も県道52号の拡張工事や平成24年7月九州北部豪雨後の迂回運行として椋谷経由が運行されたことがある。 十篭車庫前 - 星野小学校前 - 浦 八女市星野村の十篭集落と浦集落を県道57号経由で結ぶ路線で、全便が十篭車庫前で福島発着便と連絡している。 実際は福島から来た車両がそのまま浦まで運行する(逆方面も同様)が、別便扱いとされ、十篭車庫前で一度精算を行う必要がある。これは、合併前の星野村からの要請でこの区間に対する補助金の額が福島〜十篭車庫前と異なっており、この区間の運賃体系も別途設定されているためである。ただし、直通便として案内されるものに関しては十篭車庫前での精算を行わない。 2011年4月以前は、浦から更に東の板屋(ミヤシノシャクナゲ園付近)まで運行されており、浦発着便は1往復のみであった。 横山線 大瀬 - 北川内 - ほたるの館前 - 三川 - 旧横山小学校 - 古賀 - 納又 大瀬 - 北川内 - ほたるの館前 - 三川 - 飯塚 - 古賀 - 納又 八女市上陽町の中心部と納又停留所(同町上横山)を、主に県道70号経由で結ぶ路線。狭隘区間が続くため、小型車が充当される。ほたるの館 - 納又間はフリー乗降区間となっていた。 2008年9月をもって廃止されることが決まっていたが、上陽町(現八女市)からの要請で直前に撤回されており、その直後の2008年10月のダイヤ改正で福島への直通便がなくなって全便が大瀬発着となった。福島直通がなくなった代わりに、大瀬で星野線の八女方面のバスと連絡している。このダイヤ改正の際に、以前から要望のあった杠葉経由と飯塚経由が新設されたが、杠葉経由は2011年3月をもって廃止された。 2017年9月までは平日は飯塚経由が1日1.5往復、土日祝日は旧横山小学校経由が1日1往復だけ運転されていた(朝に大瀬行き、夕方に納又行き)。2017年10月からは平日は飯塚経由が1日1.5往復、旧横山小学校経由が納又発の1本のみ、土日祝日は旧横山小学校経由が1日1.5往復運転されている。 白木線 福島 - 公立病院(公立八女総合病院) - 福祉センター前 - べんがら村 福島 - 公立病院 - 福祉センター前 - 筑南中学前 - 合の原 - 宮ヶ原 - 夢たちばなビレッジ 八女市中心部と八女市立花町の白木地区を、主に県道4号経由で結ぶ路線。福島〜べんがら村の運行が基本だが、福祉センター前折り返し便も設定されている。夢たちばなビレッジ行きは1日1往復のみ運行される。午前中に2便のみ羽矢線の羽犬塚からの直通便が運行され、それ以外は福島で羽犬塚発着便と連絡している。 辺春線 福島 - 西鉄営業所前 - 丸野(立花支庁) - 兼松住宅前 - 三の瀬 - 道の駅たちばな - 長瀬 - 山中 - 道の駅鹿北 - やまと旅館入口(平山温泉) 八女市中心部と八女市立花町の辺春地区を主に国道3号経由で結ぶ路線。平日は基本的に福島〜兼松住宅前間の運行で、長瀬発着便と山中発着便(小栗峠の約1km北)が1往復ずつ設定されている。土日祝日は熊本県山鹿市のやまと旅館入口まで運行される。熊本県内となる道の駅鹿北〜やまと旅館入口はクローズドドアとなっており、やまと旅館入口行きは降車のみ、福島行きは乗車のみ可能である。 2003年に廃止された西鉄バス山鹿線(八女市〜山鹿市)の福岡県内側を引き継ぐ形で新設された。当初は福島〜山中の運行で、専用車両(日野・リエッセ)が限定使用されていた。福島〜兼松住宅前が西鉄バスと重複していたこともあり、運賃は兼松住宅前〜山中を含め西鉄時代と同額であった。 2008年に八女市内のルートが若干変更となって南馬場(ドラッグストアモリくらし館前)経由が新設され、従来の西鉄営業所前経由は1日1往復のみとなったが、2010年に西鉄バスの八女営業所以南が廃止された際に、朝夕に数往復、福島〜西鉄営業所〜兼松住宅前行の区間便が追加された。 2011年4月2日のダイヤ改正で南馬場経由が廃止され、全て西鉄営業所前経由に戻されると共に、山中〜やまと旅館入口が延伸された。これで2003年以来8年ぶりに小栗峠を越える定期バス路線が復活し、当路線と同じ経緯で新設された産交バスの路線(道の駅鹿北〜山鹿)との乗換も可能になった。 八女市予約型乗合タクシー「ふる里タクシー」 一部路線の運行を担当
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