先願主義(せんがんしゅぎ)First to File
先願主義
先願主義
先願主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 13:41 UTC 版)
特許制度における先願主義(せんがんしゅぎ、英語: first-to-file principle)とは、最初に特許出願を行った者に特許権を与える制度。例えば、同じ発明をした者が二人いた場合、どちらが先に発明をしたかにかかわらず、先に特許庁に出願した者(出願日が早いほう)に特許権が付与される。これに対して、先に発明した者に特許を付与することを先発明主義という。
- ^ 日経BPネット「米国特許法改正、先願主義への移行間近」
- ^ 小田切宏之『企業経済学』(2版)東洋経済新報社、2010年、199頁。ISBN 978-4-492-81301-0。
- ^ 同日に同一発明にされた出願であること(39条2項)を理由に拒絶が確定したものを除く(39条5条ただし書)。このような出願に先願の地位を認めないと、後からされた出願を拒絶できず、いわゆる漁夫の利となってしまうからである。
- ^ 特許庁 編『工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第21版〕』発明推進協会、2020年5月30日。
- 1 先願主義とは
- 2 先願主義の概要
「先願主義」の例文・使い方・用例・文例
先願主義と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 先願主義のページへのリンク