傷の治癒と活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:01 UTC 版)
ギリシア勢の陣地につれてこられたピロクテーテースは、アスクレーピオスの子ポダレイリオスの治療を受け、戦闘ができるところまで復活した。クイントゥスの 『トロイア戦記』 によれば、ピロクテーテースはヘーラクレースの鎧を身にまとって出陣したという。戦闘に復帰したピロクテーテースは、弓の名手といわれ、アキレウスを弓で殺したパリスを、逆に弓で射殺すなどして活躍した。パリスもピロクテーテースに向けて矢を放ったが、ピロクテーテースにかわされてしまった。瀕死の重傷を負ったパリスは、退いて傷を治す能力をもったオイノーネーの元に向かうが、拒絶されて死んだ。詳しくはパリスの項を参照。その後、ピロクテーテースはトロイアの木馬に乗り込むなどして活躍した。
※この「傷の治癒と活躍」の解説は、「ピロクテーテース」の解説の一部です。
「傷の治癒と活躍」を含む「ピロクテーテース」の記事については、「ピロクテーテース」の概要を参照ください。
- 傷の治癒と活躍のページへのリンク