世帯主
世帯主とは
世帯主とは、住居や生計を共にする人たちのうち、中心となって物ごとを取り計らう人のことである。年齢や所得は関係ない。世帯主が18歳以上65歳未満の世帯のことを現役世帯と呼ぶ。例えば、30代の夫婦と10代の子ども2人の4人家族の場合、夫または妻が世帯主になる。夫が世帯主の場合、妻と子2人は世帯員と呼ばれる。10年後、子が就職のために別の所に引っ越しをして住民票を異動した場合、その住居地において子は世帯主になる。
なお、同じ住居地に生計を別々にする人たちがいる場合、それぞれが世帯主になる。例えば、シェアハウスで共同生活をしている人たちは、世帯主として住民票の異動を届け出ていればそれぞれが世帯主となる。
世帯主
一般世帯(110-4)は、世帯員 1と呼ばれる若干名の人々から構成される。世帯員の中の1人が世帯主 2である。国際的にみて、世帯の中で世帯主が誰であるべきかについて一致して承認された定義はない。いくつかの国では、それは世帯の中の主要な稼得者 3であるとしている。ほとんどのセンサスの質問票では、世帯員の世帯主に対する続柄 4を尋ねている。これによって、二つ以上の生物学的家族または核家族(113-1)の成員から成る合成世帯 5、あるいは複合世帯 5の中のグループを区別できる。合成世帯あるいは複合世帯はいくつかの核 6からなる。すなわち第一次核 7と第二次核 8である。これらの核は一般に家族(112-1)と呼ばれる。世帯規模 11とは、世帯に含まれる世帯員の数を指す。
世帯主
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:07 UTC 版)
行政サービスが、個人宛てではなく、「世帯主」宛てとすることも行なわれている。選挙の投票所の入場整理券は、世帯主宛てに送られ、国民健康保険税は世帯主に課され、納税通知書などは世帯主に届けられる。 行政サービスを世帯主宛てとすることによって、コストが抑えられるともされるが、家庭内暴力等の理由でサービスが各個人に届かない可能性もある(特別定額給付金#対象者・給付額)。
※この「世帯主」の解説は、「世帯」の解説の一部です。
「世帯主」を含む「世帯」の記事については、「世帯」の概要を参照ください。
「世帯主」の例文・使い方・用例・文例
世帯主と同じ種類の言葉
- 世帯主のページへのリンク