げ‐じ〔‐ヂ〕【下地】
読み方:げじ
した‐じ〔‐ヂ〕【下地】
読み方:したじ
1 物事が成り立つ土台となるもの。基礎。素地。素養。「小さいころから音楽の—がある」「—が入っているのですぐに酔う」
2 (「助枝」とも書く)木や竹の細い材を縦横に組んだ壁の骨組み。壁下地。かべしろ。また、襖(ふすま)の骨組みや下張り。
3 生まれつき持っている性質・才能。「—もよいし、指導者もよかった」
4 《吸い物の味つけのもとになるところから》醤油(しょうゆ)。また、だし汁。「お—」「割り—」
「男色の方に陰子(かげこ)、飛子(とびこ)、—とて、初心の者はあれど」〈浮・禁短気・四〉
7 中世、田畑・山林その他、収益の上がる土地そのものをさす語。
8 本来。もともと。まえまえ。
下地
めっきで使用される場合には直接めっきされる素地のことをいう。単層めっきでは下地は素地と同義で、多層めっきでは中間皮膜が下地と呼ばれる。塗装で使用される場合は塗料を塗る面をいう。
下地
下地
下地
姓 | 読み方 |
---|---|
下地 | かち |
下地 | かぢ |
下地 | したじ |
下地 | したち |
下地 | したぢ |
下地 | しもじ |
下地 | しもち |
下地 | しもぢ |
下地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/20 00:42 UTC 版)
下地(したじ)とは、中世日本の荘園や公領において、土地から生み出された収益を上分と言うのに対して土地そのものを指した語。言い換えれば上分=(収益権を含めた)財産権、下地=支配権にあたる。
概要
律令制においては、原則として租税は人身に対して賦課され、土地に対して賦課されるのは租と一部の地子などに限られていた。公地公民制および租庸調が解体された10世紀に入ると、租税は土地の面積に応じて賦課されるようになり、また荘園制の進展もあった。こうした中で国衙および荘園領主の立場から見た場合、土地からの収益である官物・年貢や所当、公事といった言葉に対して、それを生み出す土地のことを「下地」と称するようになった。なお、当初は実際に耕作している土地およびその面積のみが下地の対象であったが、後には宅地や河川・塩浜・漁場なども下地の対象に含まれるようになった。
ところが、荘園の支配構造は多層的で本家・領家・預所・地頭・荘官・名主などの各層の間で上分の配分や下地の行使、特に勧農権の行使を巡って対立が激化した。特に鎌倉時代に入ると領家に代表される上級の荘園領主と鎌倉幕府と結びついた地頭に代表される在地領主の争いが深刻化し、ついに領家と地頭の間で下地の分割、すなわち下地中分による和与が実施されるようになった。
参考文献
- 島田次郎「下地」『国史大辞典 6』(吉川弘文館 1985年)ISBN 978-4-642-00506-7
- 島田次郎「下地」『日本史大事典 3』(平凡社 1993年)ISBN 978-4-582-13103-1
- 羽下徳彦「下地」『日本歴史大事典 2』(小学館 2000年)ISBN 978-4-095-23002-3
下地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/19 09:41 UTC 版)
塗面を整えるために、全ての部品をばらして下地塗りを施す。木の痩せ防止やヤニ止め、漆の密着度を高めるために行われる。仕上がりに影響を与える重要な工程である。伝統技法では膠地・砥の粉地・堅地がある。現在多くはポリエステル系及び、ポリウレタン系樹脂塗料が用いられる。
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「下地」の例文・使い方・用例・文例
- ここで顔を売っておけば, この町で店を出した時の商売の下地が作れるだろう.
- 小さい頃ピアノを習って下地ができていたせいか, エレクトーンをマスターするのにそんなに時間はかからなかった.
- 板子一枚下地獄
- 下地獄
- 船乗りは板子一枚下地獄
- 下地は好きなり御意は好し
- 下地ができている
- 君は英語の下地がよくできているからじきに上手になる
- 私たちはもともとの絵を下地に見ることができた
- 下地の衣類
- その画家は、2枚の絵を完成させた後、下地塗りを行った
- ストーブ、煙突、炉で下地を調整する可動式の鉄プレート
- エジプトやアラビアの女性が用いる化粧の下地で瞼の端を黒くするもの
- 赤い色をした下地
- 荒打ちという壁の下地づくり
- 漆塗りなどで,下地を堅く塗ること
- 下地を堅く塗ったもの
- 兜下地という,髪の形
下地と同じ種類の言葉
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