「一揆(イッキ)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

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いっ‐き【一×揆】

読み方:いっき

中世小領主たちの同志的な集団また、その集団行動。特に、幕府守護・領主などに反抗して地侍農民信徒らが団結して起こした暴動土一揆国一揆一向一揆など。

江戸時代百姓一揆

心を一つにすること。一致団結

「引きては一人も帰らじと是も五手に—して四方六里に引(ひか)へたり」〈太平記三一

程度方法などが同じであること。一致すること。

議奏の趣—せざりければ」〈盛衰記一五


一揆 (いっき)


一揆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 10:12 UTC 版)

一揆(いっき)とは、日本において、一つの目的のために成立した集団の組織またはその行動を意味した概念[1]


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  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 久留島 典子. “演題「中世島津氏と『一揆』−地域比較の視点から」”. 鹿児島県. 2022年12月6日閲覧。
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  29. ^ 呉座勇一 2015, p. Kindle版、位置No.全3065中 232-244 / 8%.
  30. ^ 仲多度郡史(1918年)P897”. 香川県仲多度郡編纂 (1918年1月15日). 2019年1月1日閲覧。
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  34. ^ コジマ/ASCII.jp編集部 (2013年6月21日). “懐ゲー「いっき」が小説化!しかも主人公がイケメン過ぎる” (日本語). ASCII.jp. アスキー・メディアワークス. 2019年9月6日閲覧。


「一揆」の続きの解説一覧

一揆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 02:10 UTC 版)

武士団」の記事における「一揆」の解説

「一揆」というと誰もが思い出すのは「百姓一揆」であり、武士の一揆などほとんどの人は知らない。しかし「一揆」とは、「同一行動をとること」あるいはそれを誓約することである。有名なのは南北朝時代武蔵国での「白旗一揆」、同じく武蔵平一揆」、そして『太平記』出てくる美濃の「桔梗一揆」などである。 これらは分轄相続によって、個々には弱小化してしまった小領主たる武士達が、他の勢力飲み込まれいために協力してまとまった勢力つくりあげ、ひとつの武士団として戦に参加し恩賞得ようというものであり、「白旗一揆」や「桔梗一揆」はその旗印を名前とした。 また、備後国山内首藤氏は、南北朝時代1351年貞和7年)に、分轄相続によって結束力薄れた一族11人が、一致団結して足利直につくことを誓約した文章残っている。 倭寇としても有名な九州北部松浦党は、外部からは「党」と見られるが、その実ほとんど組織的な共同行動はとらず、南北朝時代九州探題であった今川了俊働きかけによって最初下松浦党の一揆団結が行われるが、1384年永徳4年)の一揆誓約書署名順番クジ引によって決たという。 それより前の1346年貞和2年)にも、上松浦の何人かの武士が、度々足利方について戦った恩賞として、肥前国河副庄の配分をうけたことがあるそのときも彼らはクジ引で河副庄配分の場所を決めている。要する内部での調整不可能、クジ引で決めるしかなかったということである。尚、「党」と「一揆」にはっきりとした線引きがある訳ではない

※この「一揆」の解説は、「武士団」の解説の一部です。
「一揆」を含む「武士団」の記事については、「武士団」の概要を参照ください。

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