ワールド‐ミュージック【world music】
ワールド・ミュージック[world music]
ワールドミュージック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/30 04:10 UTC 版)
ワールドミュージック (英: World music) とは、アフリカ、ラテンアメリカ、アジア、バルカン半島、ケルト、ロマほか世界の各地域と民族の、多様な音楽を包括する音楽用語である。
注釈
出典
- ^ 平凡社『世界大百科事典』の「民族音楽」の項および音楽之友社『新編 音楽中辞典』の「ワールド・ミュージック」の項。
- ^ a b Williams, Jack. “Robert E. Brown brought world music to San Diego schools | The San Diego Union-Tribune”. Signonsandiego.com. 2010年4月24日閲覧。
- ^ a b “World Music and Ethnomusicology”. Ethnomusic.ucla.edu (1991年9月23日). 2013年4月22日閲覧。
- ^ a b 高田 1991, pp. 309–318.
- ^ Microsoft『Encarta2005』の「ワールド・ミュージック」の項。
- ^ 「毎日ワールドミュージック1998-2004」北中正和著、p.8、晶文社
- ^ 『ミュージック・マガジン』2020年1月号。コラム"Points Of View"「ワールドミュージック・ブームの立役者、英国の音楽雑誌『エフルーツ』廃刊に寄せて」
- ^ “What Is World Music?”. people.iup.edu (1994年12月). 2019年12月11日閲覧。
- ^ http://jp.france.fr/ja/events/87081
- ^ http://beijingmusicday.com/
- ^ http://makemusicla.org/
- ^ “Around The World”. Make Music – 21 June. 2015年4月26日閲覧。
- ^ http://womad.org/
- ^ http://www.allmusic.com/style/mambo-ma0000002709
- ^ http://www.allmusic.com/artist/hugh-masekela-mn0000830319
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- ^ http://www.billboard.com/music/millie-small
- ^ http://www.allmusic.com/artist/fania-all-stars-mn0000795130
- ^ http://www.allmusic.com/album/soul-makossa-mw0000234058
- 1 ワールドミュージックとは
- 2 ワールドミュージックの概要
- 3 日本とワールドミュージック
- 4 参考文献
- 5 関連項目
ワールド・ミュージック
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「ポピュラー音楽」の記事における「ワールド・ミュージック」の解説
70年代後半のレゲエ・ブームを先駆けとして、80年代初めにはワールド・ミュージック(ワールドビートとも言う)が人気を博した。きっかけは、ナイジェリアのキング・サニー・アデのアルバム「ジュジュ・ミュージック」(1982)のヒットだった。アフリカの伝統的な打楽器の音楽にエレキ・ギターとシンセサイザーを加えた同アルバムは、非西洋世界のポピュラー音楽に対する関心を高めた。 このような中からセネガル・マリ・コンゴなど西アフリカ諸国、パキスタン・イスラエルなど西アジア~南アジア、南アフリカやジプシー音楽など、様々な国からアーティストが現れ、人気を得た。これら第三世界のアーティストの紹介にはピーター・ガブリエル、デービッド・バーン、ポール・サイモンといったロック・ミュージシャンも尽力し、ロックの世界的な影響力をあらためて立証した。 ピーター・ガブリエルが1982年から開催しているウォーマッドは、ヨーロッパ世界にワールドミュージックを広める牽引車として、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンなど多くの世界中のミュージシャンの人気を高めた。サイモンの1985年のアルバム「グレイスランド」には、アフリカやラテンアメリカのミュージシャンが共演している。彼らはこのような非西洋の音楽スタイルを取り入れて自作を発表したりもしている。 アフリカへの関心と言う意味では、マイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダーをはじめとする45人のアーティストがチャリティとして「ウィ・アー・ザ・ワールド」を制作し、実際に印税を全てアフリカの飢餓と貧困を救うために寄付したのが85年だった。これはポピュラー音楽界にチャリティー・ブームを巻き起こした。 80年代半ば以降は東欧諸国で民主化運動が始まり、中・東欧の音楽が西側世界にも聴かれ始めた。ブルガリアの女性コーラス・グループはワールド・ミュージック・ブームのアイドルとなった。旧ソ連からはキノーが出て、ソビエト連邦を代表するロック・バンドとして西側世界に知られた。
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