リトマス試験紙
リトマス紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 22:27 UTC 版)
詳細は「リトマス試験紙」を参照 ろ紙にしみこませたものはリトマス紙またはリトマス試験紙と呼ばれる。市販されているリトマス試験紙には、出荷状態で赤色のものと青色のものとがある。これは、製造工程で添加する硫酸の量の違いによる(変色域が酸性に偏っているため、青色のリトマス試験紙にも少量の硫酸が添加されている)。 これらの色の変化により、酸性(青 → 赤)、アルカリ性(赤 → 青)、中性(共に変化なし)を判定できる。なお、リトマス試験紙は、本来のリトマスの色より淡い、ピンクと空色である。 リトマス試験紙では変色域が広く、液性が酸性かアルカリ性かを判定することしかできない。このため、小学校や中学校の理科の実験では簡易的な液性の判定に使われるが、高等学校の化学の酸・アルカリの濃度を求める中和滴定の実験では、中和点を正確に判断できないという理由から用いない。 酸性 中性(出荷状態) アルカリ性 赤 青 青 赤 赤 青
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「リトマス紙」の例文・使い方・用例・文例
- 中和とは中性にする事ですので、リトマス紙などで確認して中性になればよいです。
- 小学校のときから、酸性・アルカリ性という性質をリトマス紙で調べたりしてきていますね。
- リトマス紙で溶液の液性(酸性、中性、塩基性)を調べるときは、リトマス紙をすべて溶液に浸すのではなく、紙の先端の部分だけを浸します。
- その実験セットは、すてきな木箱に入って届けられたのだが、その中には、試験管立て、強力な粉末の入ったガラス瓶、敏感に反応する紙の小さな包み(リトマス紙だと僕は思う)、ガラス棒、手引き書が入っていて、適切にも毒のラベル[どくろマーク]もついていた。
- 酸に接触すると、リトマス紙は赤くなる
- 酸塩基指標としての使用のために、リトマス紙で処理された寸法に合っていない紙
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