メブキの街の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:11 UTC 版)
エノメ ジョブの紹介などを行うギルド職員の女性。31歳。 幼いころから過酷な訓練に明け暮れていたキクルへ母性的に優しく接し、キクルが異性として最も憧れを持つ人物。キクルからの想いには気づかず、彼を年の離れた弟のような存在と思っており、恋愛対象とみなしていない。キクルの引退願望は出会いがないせいだと解釈し、美少女ガードを次から次へと斡旋する。 戦闘能力はほとんどなく、白魔術協会の管理下にない著作権フリーの防御魔法をいくつか使えるのみ。 母のテース・ノースはフウロウ海浜で温泉旅館の女将を務めている。母は妖精族のハーフ、父は純血であり、つまりはエノメは人間の血が1/4入ったクォーターである。 人妻であり、11歳になる娘がいる。夫は長期不在で、噂によれば浮気性のろくでなしであり、娘は顔も知らない。夫について多くを語らないが、母子ともに特別な存在とテースから評されている。。 身長163センチメートル、体重57キログラム、バスト103センチ(Jカップ)、ウエスト64センチ、ヒップ92センチ。 エシュネ エノメの娘で、ギルドで手伝いをしている。11歳。 顔すら知らない父を嫌い、母とキクルが結ばれて再婚することを願い、二人をくっつけようと何かと裏工作を行う。言動は耳年増で、体は発育が良く年の割に胸が大きい。 レスミス・ケアー 病院で看護師を務めていたが、後に転職しギルド職員。 22歳だが小鬼族であるため女児のような風貌で、身長110cm。額に2本の角を生やし耳が尖っている。多忙で過労気味なエノメをサポートするための求人で採用されたが、不器用さで余計に足を引っ張りがち。 イズ・ミーン・ミル ジョブは「学者」。小鬼族であるため男児に見えるが実年齢はアラフォーで、淡々とオヤジっぽいセクハラを吐く。魔物に関する研究を行いつつ、古書店を営んでいる。幼いキクルを鍛えた者の一人。 魔術の封じられた札を制作することができ、使えば素養のない者でも魔術を発動できる。 トゥルー・ノーキンス ハナバタの父で、有名な武装品メーカー・ノーキンスポーツの社長。ジョブは「戦士」で、父(ハナバタの祖父)から社長業を引き継ぐまでは会社勤めの傍らでガードとしても活躍していた。出動回数こそ少ないものの強さは確かなものだった。 新人時代のキクルの討伐を見かけて素質を見抜き、娘の婿になってほしいと望み、露骨に二人を結びつけようとしている。無意識に強い威圧感を放ってしまうため、相手をなごませようとジョークをよく飛ばすが逆効果になっている。実力は健在だが、強すぎるオーラは勘の良い魔物を退け、ガードをやる上では不利にもなっている。
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