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メイ政権とは? わかりやすく解説

メイ政権 (2016年–2019年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 00:30 UTC 版)

ジェイコブ・リース=モグ」の記事における「メイ政権 (2016年2019年)」の解説

国民投票結果受けてキャメロン辞意表明した後、保守党党首選挙行った際、リースモグ当初ボリス・ジョンソン支持していた。ジョンソン出馬見送った後、リースモグマイケル・ゴーヴ支持し、ゴーヴが脱落した後はアンドレア・レッドサム支持したその後、レッドサムは選挙戦から撤退し、テリーザ・メイ保守党党首首相に就任した。 リースモグ2016年アメリカ合衆国大統領選挙の際、共和党ドナルド・トランプ候補支持していた。 2016年10月ドナルド・トランプのアクセス・ハリウッド・テープ(英語版)が表面化した際に、Twitterは「根本的にくだらない」と述べてトランプTwitter投稿から距離を置いた2018年5月、彼はタイムズに「ブレグジット後はトランプ最大同盟相手になる。」と題した論考寄稿し、「大都会エリート取り残され有権者アピールし自国対す自信衰退を防ぐという決意示しており、それはブレグジット支持者をも鼓舞している」と述べている。 2017年11月リースモグは、トランプの元ホワイトハウス首席戦略官でブライトバート・ニュースのスティーブン・バノン執行委員長面会し右派動きイギリスアメリカで成功する方法について話し合った。後にリースモグインタビューでこの会合について聞かれた際、「私は、自分と考え共有していない、あるいは完全に支持していない政治的見解を持つ人々いくらでも話をしてきました... 政治家必然的に他の政治家出会うものです。バノン氏はトランプ大統領首席補佐官であり、共和党幹部でもあります」と述べた2017年、彼は保守党民主統一党DUP)の間で結ばれた閣外協力合意英語版)を支持したその後、彼はDUP資金調達イベント演説行い北アイルランド保守党英語版)から批判受けたリースモグは、次期党首候補になる可能性があると広く見られ2017年には党首選への出馬検討していると報じられた。しかし、2017年8月13日リースモグは、そのような憶測は「メディア愚かな季節の一部」であると述べた2人保守党議員、ハイディ・アレン(英語版)とアンナ・ソーブリー(英語版)は、彼が党首になったら、離党する表明した もう1人保守党議員であるジャスティン・グリーニングは、自分も同じ事をする可能性示唆した。 しかし、ジェシー・ノーマン英語版)やダニエル・カチンスキー(英語版)などの他の保守党議員は、リースモグ立候補支持する事を表明している。イギリス独立党UKIP)の元党首であるナイジェル・ファラージリースモグ立候補支持している。 2017年イギリス総選挙の後、庶民院過半数獲得できなかったテリーザ・メイが、首相保守党党首辞任求められた。これを受けて報道機関メイ後継者推測し始めボリス・ジョンソンブックメーカーお気に入りとされ、リースモグには50/1のオッズ与えられていた。選挙翌日6月9日には、リースモグ保守党党首選への出馬求める「Ready for Rees-Mogg」と題したオンライン署名活動始まった。 親コービン派の活動家グループモメンタム英語版)」の成功あやかる事を期待して、モグメンタム(英語版)(Moggmentum)という「言葉遊び」のハッシュタグ作られた。このキャンペーンは、2017年7月8日までに13,000上の署名や2,000ポンド寄付金集めオッズは16/1に引き下げられデイヴィッド・マイケル・デイヴィスに次ぐ2番手の人気となった8月14日Ready for Rees-Moggの共同設立者であるサム・フロストは、その前日リースモグこのような憶測は「メディア愚かな季節の一部」であり、「誰も真剣に」自分候補者であると考えていない述べていたにもかかわらず請願書22,000人の登録支持者700人のボランティア、7,000ポンド寄付金集めた発表した2017年9月5日、ConservativeHomeが実施した世論調査では、1,309人の調査に基づく23%の票を得てリースモグ次期党首の有力候補とされた。 2018年1月、彼は保守党内の欧州懐疑論者圧力団体である欧州研究会議長選出された。インデペンデント紙報道によれば、この役職就任彼に対する約50人の保守党議員直接的な支持もたらす事を意味し党首選出馬十分な数であるとされた。それ以来リースモグは、メイフィリップ・ハモンド財相リーダーシップ直接批判し党首選立候補するつもりだという噂をさらに煽ったが、表向き出馬するつもりはないと繰り返した2月リースモグが西イングランド大学英語版)で行っていた演説は、左翼抗議者たちが彼を人種差別主義者偏屈者だと非難したため中断され抗議者とモグ支持者の間で暴力的な衝突発生したハード・ブレグジット支持者(ただし彼は「クリーン・ブレグジット」という言葉好んでいる)であるリースモグは、政府ブレグジット交渉英語版)への対応、特にテリーザ・メイの「チェッカーズ・ディール(英語版)」を強く批判し、「投票もなしにEU残留しようとしている」と評した首相は、自分言った事、約束した事、前回選挙公約見て、それがチェッカーズ矛盾してないかどうか確認する必要があります。もし彼女がチェッカーズ固執するなら、庶民院反対票が集まっている事に気づくでしょう...もちろん、議会における欧州懐疑主義者が、すべての問題多数派である訳ではありませんが、いくつかの問題では必然的に多数派になるでしょうし、チェッカーズをもとにした法案であれば立法は非常に困難な物になるでしょう。 彼は妥協案としてカナダ・プラス案を支持した。この案は、イギリス単一市場関税同盟留まる事なく、関税なしの貿易可能にする物であった2018年サンデー・タイムズ紙が、ボリス・ジョンソン物議を醸したニカブ英語版)についての発言や、保守党内のイスラム恐怖症疑惑英語版)へのメディアの注目受けて行ったインターネット上迷惑行為に関する調査結果リースモグジョンソン支持する多数Facebookグループメンバー(その中には保守党評議員関係者含まれていた)が、ジョンソンFacebookページに「広範囲わたってイスラム恐怖症人種差別的な書き込みをしていた事が報じられた。 これに対してリースモグは、労働党ルーシー・パウエル英語版議員提出したソーシャルメディア規制する議員提出法案英語版)を支持する述べた上で、「この種の見解持っている人々は、この対処法を取る口実に(ジョンソンの)発言持ち出す事で安堵すべきではありません。」と付け加えたリースモグは、イスラム恐怖症非難からジョンソン擁護ジョンソン対す懲戒処分行った党を批判しジョンソン政治的に弱体化させるための「低俗な権力乱用」、「見せしめ裁判」、「魔女狩り」と評した2018年11月15日リースモグは、首相ブレグジット案を受けて不信任状を提出する可能性示唆したその日のうちに、彼は保守党バックベンチャー英語版)の議員構成される1922年委員会英語版委員長のグレアム・ブレイディ(英語版)卿に同趣旨の書簡提出し記者団に「もはや、テリーザ・メイは言う事とやる事が一致していない」と述べた上で、「...これは個人的な野心とは関係ない」と付け加えたメイが、彼女のブレグジット案に対す批判広がり受けて庶民院での採決中止する発表した後、リースモグ次のような声明出した。 「テリーザ・メイブレグジット取り組んできたこの2年間は一体何だったのか?もし、首相庶民院での審議許可する勇気があるならば、議会実現不能な取引を完全に拒否するでしょう。これは統治の名に値するではなくブレグジット実現できない事によってジェレミー・コービン政権の座につける結果になる危険性ありますこのような状態を続ける訳にはいきません首相進退決めなければならない。」2018年11月リースモグは、ボリス・ジョンソン保守党新党首に選出する事を提案したリースモグは、12月12日議会保守党採決し不成立終わったテリーザ・メイへの党首不信任案提出中心人物みなされた。投票には敗れたものの、翌日リースモグ首相が「明らかに保守党バックベンチャー支持失った」として、メイ党首辞任するよう求め続けたリースモグは、この件における彼の役割について、トバイアス・エルウッド(英語版)から、「破壊的」「分裂的」「利己的」と批判された。 12月18日リースモグは、「トーリー党では、首相勝利が、来年信任となる決まりです。だから私は彼女を全面的に支持します。私は先週投票敗れました。」と述べたその後、彼は、2019年1月16日労働党提出不信任案反対票を投じその日の内にポリティックス・ライブ(英語版)で首相支持する述べた2019年2月22日リースモグは、ベスナル・グリーン・トリオ(英語版)のひとりであるシャミマ・ベグム(英語版)が、バングラデシュ市民権英語版)を所持していたため、彼女のイギリス市民権取り消すというサジド・ジャヴィド内務大臣決定反対すると発言した金曜夜のLBC英語版)の番組で、彼は、「イギリス国民は、基本的に平等であり、もし(彼のパスポート取り上げられないなら、他の誰からも取り上げる事はできないはずです。」「本質的に我々の問題である案件を、なぜバングラデシュ人が拾い上げなければならないのでしょう。我々は隣人の庭にゴミ置こうとしています。」と主張した

※この「メイ政権 (2016年–2019年)」の解説は、「ジェイコブ・リース=モグ」の解説の一部です。
「メイ政権 (2016年–2019年)」を含む「ジェイコブ・リース=モグ」の記事については、「ジェイコブ・リース=モグ」の概要を参照ください。

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