ミラノ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 17:14 UTC 版)
1925年頃にトリエステを離れミラノに行った。そこではジョルジョ・デ・キリコ、カルロ・カッラ、アルトゥーロ・トージらと出会っている。ノヴェチェント・イタリアーノ派の中心人物でのちにブレラ国立美術学校で教鞭を取るフェッラーラ出身の画家アキッレ・フーニとは、親密な関係にあり同居もしていた。ミラノ時代にフィニはミラノ画廊での個展の他、ノヴェチェント・イタリアーノ展、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ミラノ・トリエンナーレ、ローマ・クワドリエンナーレ、「パリのイタリア人」展などにイタリア式のレオノーラ・フィニの名で参加している。この時代にイタリア絵画の古典的伝統に触れ、ロンバルディア派、フェラーラ派の絵画、マニエリスムの絵画に親しんだ。
※この「ミラノ時代」の解説は、「レオノール・フィニ」の解説の一部です。
「ミラノ時代」を含む「レオノール・フィニ」の記事については、「レオノール・フィニ」の概要を参照ください。
- ミラノ時代のページへのリンク