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マールブルク講義とは? わかりやすく解説

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マールブルク講義(1923-1928)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:40 UTC 版)

マルティン・ハイデッガー」の記事における「マールブルク講義(1923-1928)」の解説

第17巻 現象学的研究への入門 1923・24年マールブルク講義加藤精司、ハルダー、A. 訳 [目次] 第1部 アリストテレスにおけるファイノメノンとロゴスフッサールによる現象学自己解釈アリストテレス遡っての「現象学」という表現解明フッサールによる自己解釈での今日現象学第2部 デカルトと彼を規定しているスコラ学的有論とへの回帰これまで行われてきたことを回想する仕方での、デカルトへの回帰についての了解デカルト認識され認識への関心開示的有の如何にと何、偽と真のデカルトによる規定 ほか) 第3部 現有明示としての有の問い怠り立証確実性関心によっての、思考スルモノの特種な有への問い遮り思考スルモノの確実有へのデカルトによる問い提起フッサールの現象学主題領野としての意識有性格の無規定現象学主題領野に対しての有の問いフッサールによるより根源的な怠り現有をそれの有について見かつ説明するという課題第18巻 Grundbegriffe der aristotelischen Philosophie (1924講義) 未邦訳第19巻 Platon: Sophistes (1924/25冬) 未邦訳第20巻 時間概念の歴史への序説1925年夏。常俊宗三郎 嶺秀樹 レオ デュムペルマン訳 [目次] 序論 講義主題とその扱い方 準備現象学的探究の意味課題現象学的探究発生最初の出現現象学基本的発見現象学原理および現象学という名称の明確化現象学的探究最初形成と、現象学的探究それ自身においてまたそれ自身から根本的に省察する必要性主要部現象分析時間概念獲得(時現象見えるようになる領野準備的記述。時そのもの露わにすること) 第21巻 論理学真性への問い192526年冬学期佐々木亮 伊藤聡 訳 [目次] 準備考察 哲学的論理学現状心理学主義真理真性〉の問い 第1部 哲学する現場で論理学決定的元初における真性問題、および伝統的論理学諸々の根 第2部 ラディカルにされた問い真性とは何か。偽性分析偽性の時性Temporalitatへ向けて反復すること 第22巻 古代哲学根本諸概念 1926年学期左近司祥子、ヴィル・クルンカー訳。1999年 [目次] 第1部 古代哲学入門一般アリストテレス『形而上学』第一巻に従って古代哲学中心概念中心問題提起明示する哲学的問いとして、原因根拠を問うこと) 第2部 特に主要なギリシャ思想家達。かれらの問い答えプラトン以前哲学プラトン哲学アリストテレス哲学補遺講義本文付録メルヘン筆記録抄、ブレッカー筆記録) 第23巻 Geschichte der Philosophie von Thomas von Aquin bis Kant (Wintersemester 1926/27) 未邦訳。 第24巻 現象学根本諸問題 1927年マールブルク大学講義。有と時1-3新たな仕上げ溝口きょう一、松本長彦 訳タイプ邦訳木田 元, 平田 裕之, 迫田 健一 訳、作品社2010年。 [目次] 第1部 有についてのいくつかの伝統的なテーゼに関する現象学的批判的な議論カントテーゼ。有はレアール述語ではない。アリストテレスにまで遡る中世オントロギーテーゼ有るものの有の体制には何で有るか(本質)と直前有ること(実存)とが属している。近代オントロギーテーゼ。有の根本様式は、自然の有(延長シテイルモノ)と精神の有(思惟スルモノ)である。論理学テーゼすべての有るものは、そのつどの有の様式関わりなく「で有る」によって語りかけられ論議されることができる。コプラの有) 第2部一般の意味への基礎的オントローギッシュな問い。有の根本構造根本様式(オントローギッシュな差異問題第25巻 カント純粋理性批判現象学的解釈 1927/28年冬講義石井誠士、仲原孝他訳。 [目次] 緒論としての形而上学基礎づけとしての純粋理性批判 第1部 超越論的感性論 第2部 超越論的論理学における概念分析論26論理学形而上学的な始元根拠 ライプニッツから出発して1928年マールブルク/ラーン大学講義酒井潔、クルンカー、W. 訳 [目次] 第1主要部 ライプニッツ判断論を形而上学的な根本諸問題向けて解体すること 第2主要部 論理学根本問題としての根拠律形而上学問題次元の露開、基礎有論の理念機能特徴づけること、根拠問題

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