ベーシックストラテジーとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

ベーシックストラテジーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ベーシックストラテジーの意味・解説 

ベーシックストラテジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 21:43 UTC 版)

ビデオポーカー」の記事における「ベーシックストラテジー」の解説

ペイアウトテーブルに従って正し戦略は常に一意決定されるが、その戦略往々にして複雑なものとなる。ここでは、JACKS OR BETTERにおける指針述べるにとどめる。 常にフルベットを行う。これは、ジャックポットロイヤル)においてフルベット時の特別な恩恵与えられることが多いためである。フルベットが行ないよう場合デノミの低い機種プレイすることを考慮するまた、日本マシン場合フルベット未満場合は役の抽選にも不利になることがほとんどである。下の表もフルベット条件下での最適戦略である。 以下の表を上から見て当てはまったものを残す。全て当てはまらなかったら全てチェンジする備考カードの数字指定されている場合指定がない限りスート問わないものとする。なお、10はTと表記している。 ロイヤル:ロイヤルフラッシュのこと。 ストフラ:ストレートフラッシュのこと。 4カインド:フォーオブアカインドのこと。 3カインド:スリーオブアカインドのこと。 〇(役名):ハンドに役に必要なカードのうち〇揃っている状態及びそれらのカードのこと。 ハイカード:J以上のカードのこと。T以下のカードはローカードと呼ばれる。 ハイペア:ハイカードペアのこと。それだけで役になるので同じ狙い役・枚数で同じ期待値でもハイカードが多いほどハイペアの期待値高く良い手である。ローカードのペアはローペアと呼ばれる。 アウトサイドストレート:連番でかつAが含まれない4ストレートのこと。麻雀でいう両面待ち期待値が高い。アウトサイドでない4ストレートはインサイドストレートと呼ばれるGAP:3枚ストフラ・3枚ストレートがストフラ・ストレートになる期待値を0~2の値で示したもの。値が小さいほど期待値が高い。3,4,5~T,J,Qの3連番は0GAP、2,3,4もしくはJ,Q,Kの3連番2,3,4,5~T,J,Q,Kの4連番から間を1つ抜いたものは1GAP、A+2,3,4のうち2つ、J,Q,Kのうち2つ+A、5連番から間を2つ抜いたものは2GAPである。但し3枚ストフラの場合T以上のみで構成されていたら3枚ロイヤルとなる。 ペナルティ:捨てたカードドローで再び出ることはない。そのため枚数少な上位役と枚数の多い下位役と選択前者選んだ場合下位の役に使えるカード捨てた分だけその下位の役ができる確率低くなる通常ペナルティ加味し上で期待値高くなる方の優先順位高くしているのだが、場合によってはペナルティ有無優先順位逆転することもある。 安全策は、ロイヤル配当通常の7割に見積もった上でストラテジー確率の低いロイヤルむやみに狙わず確率の高い他の役を狙うことにより何らかの役ができる可能性高くなり破産しづらくなる。 いきなり全部覚えるのは大変なのでまずは赤字だけ覚えれば良い次に太字覚えれば良い安全策に関して括弧内は無理に覚えなくても良いハンド例外備考安全策フルハウス以上 フルハウスより4ロイヤルの方が期待値が高いが同時に発生することはないのでフルハウス以上は無条件に残すと覚えて問題ない 4ロイヤル フラッシュ・ストレートを崩してでも狙うストフラ(同じスートでKQJT9)はそのまま残す ツーペア以上 3カインド・ツーペアは役の部分だけ残すことでフルハウス・4カインドへの進化期待する 役としては3カインドよりストレートの方が上位配当も高いが、3カインドの方が3枚だけ残してフルハウス・4カインドへの進化期待できる期待値高くなるツーペアより4ストフラの方が期待値が高いが同時に発生することはないのでツーペア以上は全て4ストフラより優先覚えて問題ない 4ストフラ ハイペアを崩してでも狙うフラッシュ・ストレートはそのまま残す ハイペア 同じペアでもハイペアはそれだけで役になるのでローペアより優先順位高くなるもちろんペアだけを残してツーペアスリーオブアカインドさらにはフルハウスフォーオブアカインドへの進化期待する 3枚ロイヤル 但し3枚ロイヤルにAとTがあり1枚だけ違うスートカードがKQJTのいずれか場合4フラッシュの方を優先する ハイペアとローペアの間のハンドハイペアがあったらそちらを残し、ローペアはあっても崩して狙う AとTがある3枚ロイヤルはストフラ(以上)の可能性が(ロイヤルしか)なくハイカード2枚しかない最悪の形である違うスートカードがTの場合ペアKQJいずれか場合ストレートに対すペナルティとなるため、ストレートペナルティは関係なくチェンジ枚数少ないためペアペナルティも小さい4フラッシュの方が有効となる 安全策を取るなら常に4フラッシュの方を優先する 4フラッシュ KQJT KQJTはアウトサイドハイカード3枚あり4ストレートの中で最も良い形なのでTのペアより優先する ペア ローペアはそれ自体は役にならないツーペアスリーオブアカインドさらにはフルハウスフォーオブアカインドへの進化期待できるので極力残す アウトサイドストレート 4ストレートで狙うのは基本アウトサイドストレートのみインサイドストレートはハイカード3枚以上あるのでない限り狙わない 3枚ストフラ(ハイカード数≧GAP) 3枚ストフラの中でもハイカード数≧GAP数の場合優先順位高くなる0GAPもしくはハイカード2枚あったら確定 あとは1GAPでハイカード1枚場合該当 同じスートQJ 但し残り1枚QJと同じスートか9の場合AKQJの方を優先する 同じスートハイカード2枚組み合わせ中でもQJ組み合わせはストフラ・ストレートの期待値が最も高いためAKQJより優先順位高くなる但し残り1枚が同じスート場合フラッシュ、9の場合ストレートに対すペナルティとなっているためこの場合はAKQJの方が優先される 8の場合もストレートペナルティとなっているが、GAP2期待値が低いので優先順位逆転するほどのペナルティにはならない 安全策を取るなら常にAKQJの方を優先する AKQJ 同じスートハイカード2枚 (安全策を取るなら同じスートハイカード2枚ハイカード3枚の4ストレートのどちらともとれる状況前者を取る最、前者にAがあり捨てカードに同じスートがあるなら3枚フラッシュとして残す) 4ストレート(ハイカード3枚) 但し3枚ハイカードのうち最も低位カード残り2枚3枚ストフラを構成している場合3枚ストフラの方を優先する インサイドストレートもハイカード3枚以上あるなら狙う 3枚ストフラにストレートペナルティがない場合4ストレートより期待値高くなる 3枚ストフラ(1GAPorハイカード有) 1GAPでハイカードなし、2GAPでハイカード1枚場合該当2GAPでハイカード1枚場合例外注意 KQJ この部分次のように覚えと良いまずハンド中のハイカードの中で最低位カードを残すカード1枚目とする 次に2枚目は1枚目を基準にして①1上位ハイカード②同じスートT③2上位ハイカード④3上位ハイカードの順で最も優先順位が高いものを残し、どれもなかったら2枚目は残さない 但し同じスート1枚目とT以外にもある場合②と③の優先順位逆転する 最後にQJを残す場合Kもあるなら一緒に残し、ATを残すことになったらTは残さずにAのみ残しKTを残すことになった場合捨てカード中に同じスート及び9がないかを確認しにあったらTは残さずKのみを残すようにする ハイカードを残すのは主にハイペアを期待するためだが残しすぎるとドロー少なくなり逆に期待値が下がるので低位優先2枚まで残すのが有効低位優先される理由はそちらの方がストレート期待値高くなるため 但しKQJ組み合わせストレート期待値が非常に高いため全て残すのが有効 場合によってはTも同じスートならロイヤル可能性もあるため残していきたいが非常に可能性が低いため2枚目のハイカードの方が優先されやすい フラッシュペナルティでも優先順位が下がる 同じスートでもATの組み合わせで残すことはなまた、同じスートKTよりJのみの方が期待値が高いが、両方あるならKJ優先されるのでこの覚え方問題ない QJ 同じスートJT 但しJTと同じスートカード別にあったらKJの方を優先する 安全策を取るなら同じスートハイカードとTの組み合わせで残すのはJTQT組み合わせのみとし、同じスートJTを(他に同じスートカードない場合は)AJより優先する以外は全てハイカード2枚の方を優先する(同じスートQT組み合わせも他に同じスートカードがありかつ8もしくは9もある場合はQのみ残すようにする) KとQorJ 同じスートQT 但しQTと同じスートカード別にあったらAQの方を優先する ハイカード2枚 同じスートのA以外のハイカードとT 但しKTと同じスートカード別にありかつ9もあったらKのみ残す ハイカード 3枚ストフラ 2GAPでハイカードない場合のみ該当3枚ストフラの中でも最悪の形なのでハイカードすらない場合のみ狙う パーフェクトストラテジ、セミパーフェクトストラテジ(若干控除率犠牲にして、覚えやすさとプレイアビリティ優先したもの)などが数十ドル程度市販されている。また、いくつかの基本戦略Web上で無料公開されている。反復練習による速度の向上と精度重要なため、いくつかの練習用ソフト市販されている。

※この「ベーシックストラテジー」の解説は、「ビデオポーカー」の解説の一部です。
「ベーシックストラテジー」を含む「ビデオポーカー」の記事については、「ビデオポーカー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ベーシックストラテジー」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ベーシックストラテジー」の関連用語

ベーシックストラテジーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ベーシックストラテジーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのビデオポーカー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS