ベーオウルフ
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ベーオウルフ(英: Beowulf、古英語: Bēowulf、慣習的発音 英語発音: [ˈbeɪəwʊlf]、古英語的発音 英語発音: [ˈbeːo̯wʊɫf] ベーオウルフ)は、英文学最古の伝承の一つで英雄ベーオウルフ(ベオウルフ)の冒険を語る叙事詩である。約3000行と古英語文献の中で最も長大な部類に属することから、言語学上も貴重な文献である。
- ^ 叙事詩後半の竜退治の舞台。
- ^ 叙事詩前半のグレンデル退治の舞台。
- ^ a b c 岩波文庫『ベーオウルフ』忍足欣四郎訳
- ^ a b ハンフリー・カーペンター『J.R.R.トールキン 或る伝記』菅原啓州訳 評論社
- ^ J.R.R. Tolkien (2014). Beowulf: A Translation and Commentary. HarperCollins. ISBN 978-0007590063
- ^ 『アングルサクソン文学史:韻文編』 唐沢一友 東信堂 2014 pp.69,103-104
- ^ 『中世英雄叙事詩 ベーオウルフ 韻文訳』 枡矢好弘 開拓者 2015 p.4
- ^ 『王と英雄の剣 アーサー王・ベーオウルフ・ヤマトタケル -古代中世文学における勲と志-』多ヶ谷有子 北星堂 2008 p.69
- 1 ベーオウルフとは
- 2 ベーオウルフの概要
- 3 概要
- 4 あらすじ
- 5 訳書
ベーオウルフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/27 01:54 UTC 版)
古代・中世イギリスの英雄叙事詩『ベーオウルフ』は、現在のスウェーデン南部の地に住んでいたイェーアト族の勇士ベーオウルフの生涯と、2度にわたる人外の魔物との戦いを歌った叙事詩である。第1部ではデネ(デンマーク)にあるヘオロット城を騒がしていた2人の巨人、グレンデルとその母親と、若きベーオウルフの組み討ちが描かれ、第2部ではデネ王に就いて老域に達したベーオウルフが、塚の宝物を守る炎を吐く竜を退治しに赴き、そこで苦戦しつつも竜と刺し違える様が描写されている。 ベーオウルフ王は名剣ネイリングをふるって竜の頭に叩きつけるが、あまりの膂力と竜の硬さの挟み撃ちにあって、さしもの名剣も砕け散ってしまった。その隙を突いて、竜はベーオウルフ王の喉もとに噛み付き、致命傷を与えるが、同時に王は短剣で竜の頸を切り裂き、竜を仕留めた。
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ベーオウルフ
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ネァイリング - ベーオウルフが使用した、ドラゴン退治の剣。ただし劇中では打撃を与えられなかった。 フルンティング - ベーオフルフが使用した剣。ウンフェルスより借り受けた。 ヨートゥンの剣 - 劇中でグレンデルの母親を打ち倒した剣。ヨートゥンは北欧神話の巨人。
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ベーオウルフ(Beowulf)
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