回光通信機
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回光通信機(かいこうつうしんき)は、光の明滅による視覚的通信(発光信号)を行う軍用通信機である。うち光源に太陽光の反射を用いるものは、ヘリオグラフ(en)と呼ばれる。これに対して、電球など人工光源を利用する方式は信号灯(en:Signal lamp)と呼ばれる。通信にはモールス符号を用いることが多い。
- 1 回光通信機とは
- 2 回光通信機の概要
ヘリオグラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 18:26 UTC 版)
詳細は「en:heliograph」を参照 ヘリオグラフ(英語版)(heliograph)は、鏡で反射させた太陽光の点滅(一般的にはモールス信号)で信号を送る通信機である。点滅は、鏡を瞬間的に回転させたり、シャッターで光を遮ったりすることで得られる。 ヘリオグラフは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、長距離の光通信を瞬時に行うためのシンプルで有効な機器だった。主に軍事、測量、森林保護などに使用された。1960年代まではイギリス軍やオーストラリア軍で標準的に使用されており、1975年にはパキスタン軍でも使用されていた。
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