フェリタニア=メルトランド連合王国
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「アリアンロッドRPG」の記事における「フェリタニア=メルトランド連合王国」の解説
大陸中部、レイウォールとグラスウェルズの間に位置する新興国家。帝紀812年に発生したメルトランド戦役の結果、以下の2カ国が同君連合を形成して成立した。王都はノルウィッチ。現国王はピアニィ・ルティナベール。
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フェリタニア=メルトランド連合王国
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「アリアンロッド・サガ・リプレイ」の記事における「フェリタニア=メルトランド連合王国」の解説
メルトランド3王家 スリス・ロイドス(小見川千明) ヒューリン。メルトランド3王家の一つロイドス家の出身。まだ10歳に満たない少女だが、「聖なるヒースの声」を聞くことが出来るため、女王となっている。ピアニィとは幼い頃に知り合っている。 グラスウェルズ王国の侵攻により王都レスノールが陥落し、さらに「聖なるヒース」が枯死してしまったため危機に陥るが、ピアニィ達に救出されノルウィッチ伯イザベラの保護下に置かれる。その後、ナヴァールの進言に従い、レイウォールに対しメルトランド領土の割譲と引き替えにレイウォール占領下の旧アヴェルシア領土の譲渡(事実上のフェリタニアの地位保全)を申し出る。フェリタニア=メルトランド連合王国成立に際してはピアニィに王権を示す「メルトランドの王威の竜輝石」を信託した。そのため連合王国期には王位継承権第1位とみなされていた。 竜輝石戦争終盤、ノルウィッチが落ちた際には、イザベラやウィルフレッドともどもベルフトによって人質にされてしまったが、無事救出された。戦争終結後、ナヴァールの勧めによって、連合王国期は「聖なるヒース」の枯死を理由に固辞していたメルトランド王号を再び受け入れた(もっともピアニィはメルトランド戦役でのレスノール陥落と「聖なるヒース」の枯死後も、スリスをメルトランドの正統な女王とみなしていた)。 設定クラスは不明だが、預言者の素質があるらしく、メルトランド戦役でノルウィッチに脱出した際は「聖なるヒース」の神託としてピアニィに7つの「王威の竜輝石」の収集を求め、「共に幸せな未来を」では”真の四宝の試み”に望むピアニィについて「今度ばかりは嫌な予感がする」と、後に彼女に振りかかる災厄の予兆を感じ取っている。 イザベラ・クリード ヒューリン。メルトランド3王家の一つクリード家の血を引くノルウィッチの領主で伯爵。重度の城マニアでノルウィッチ城を強化することが生きがい。城の真価が問われる出来事があると性格が変わる。 ブルックス商会に資金援助を求めに来ていたナヴァールにレスノールよりスリスを救出するよう要請、スリス救出以後はフェリタニア最前線の城主として奮戦した。 フェリタニア=メルトランド連合王国成立に際して行われたノルウィッチ遷都の後も領主としての地位は認められており、「首都に相応しい城を」の大義名分を得て以前にもまして精力的に城の強化に取り組んでいる。3王家の中でも年長者とあって、ナーシアやスリスを可愛がっている。 エルゼリエ・ブルックス ヒューリン。メルトランドのノルウィッチに本店を構える商社「ブルックス交易商会」の会長にしてアルや『アクロス』シリーズのエルザの実母、『デスマーチ』シリーズのアキナの養母。アルからは「おかん」と呼ばれている。 「メルトランド戦役(前編)」において、建国早々財政難に陥ったフェリタニアに金銭援助を求めるため、アルは10年振りに再会させられる羽目になるが、その際にピアニィをアルの婚約者だと思い込んでいる。キャメルウォータ会戦で連合王国軍勝利の報を知るや戦勝バーゲンセールを仕掛けるなど商魂はたくましい。 多くの戦災孤児を養子として引き取っており、サプリメント『サガ・タクティクスガイド』では彼女らによる互助組織「ブルックス娘子軍」を有していることが明らかにされている。ブルックス娘子軍はリプレイでは『デスマーチ』3巻6話「今、ここにある危機」に登場し、竜輝石戦争において一部がメルトランドのシャールズベリに派遣されている。 ナイジェル・ムーア ヒューリン。旧アヴェルシア王国宮廷大臣で、アヴェルシアがレイウォール王国に併合され属領化してからは、反乱組織のトップを務めていた初老の女性。ピアニィの帰還とフェリタニア王国の建国に協力し、後には王国の重臣となる。連合王国では内政を担当する。 ネルソン・ムーア ヒューリン。ナイジェルの息子(リプレイやサプリメントによっては「孫」という表記もある)で、元レイウォール騎士団のアヴェルシア駐屯部隊の隊長。ピアニィの反乱に合わせて自らも寝返り、フェリタニア王国の騎士となる。 「新世界のサーヴァント~其は滅ぼす者~」にて、アヴェルシアの一角を襲った妖魔の群れを迎撃すべく出撃したが、その後の消息は不明。 ジョリィ・フウマ ヒューリンのナイト/モンク。旧メルトランド王国の騎士で、「ノルウィッチの神盾」の異名を持ち、鉄壁の防御力を誇る。また、相棒のシャオリーと並び、「守りのジョリィ」とも称されていた。(シャオリー・ブルームの詳細については「バルムンク」の項を参照のこと) 「メルトランド戦役」(前・後編とも)でスリス救出に向かうアブソリュートに同行。レスノール陥落後は、レイウォールとの交渉に赴くナヴァールの護衛を務め、帰還後はバーランド攻防戦に参加した。その後、『アクロス』最終巻において、ラドフォード伯の要請によりシャオリーと共に新生「黄金の狼」の救援に駆け付けた。 「メルトランド戦役においては、リシャールの攻撃からアルを守り勝利を呼ぶ決め手のひとつとなる」「黄金の狼をコカトリスの猛毒から守り切る」など異名にふさわしい活躍を残してはいるのだが、その、ともすれば無謀とも取れる行動ゆえにプレイヤー達からはどちらかといえばネタキャラ扱いされている。 ステラ・ヴェレンガリア・レイウォール ヒューリンのパラディン/フォーキャスター。レイウォール王国(元)第一王女。つまりピアニィの異母姉にして、女性ながら戦では先頭に立って皆を鼓舞する前線指揮官。自身も神聖魔術の他、呪歌を使いこなす強者。ナヴァールとは同じくサザーランドの元で学んだ兄妹弟子の仲で、数少ない本音で語り合える恋仲同然の相手である。 レイウォール最強の竜炎騎士団の団長を勤めていたが、ヒューバードの策略で後に解任・拘束されてしまう。その後ナヴァール・ベネット・ゼパ・カテナの助けで救出され、ナヴァールの説得を容れてフェリタニア王国へ亡命した。このとき、レイウォール姓を一旦放棄している。なお「ヴェレンガリア」は母の性であり、ベルフト同様の二重姓。 連合王国では、軍師補佐を勤めた。一度は(レイウォールの王命であったとはいえ)フェリタニアやメルトランドに剣を向けた身だが、その人也ゆえか王国内ではおおむね好意的に受け入れられた。主君となったピアニィに対しては、公の場では「主君と臣下の騎士」の関係を守っており、己の命令一つで数多の人命を奪う君主としての覚悟をピアニィに求めるなど厳しい一面を垣間見せた。が、私事においては、元より「ピィ」と呼んで溺愛していたピアニィに対する愛情が暴走の域に達しており、愛称と敬称が混ざってしまったり(このとき「ピィ陛下」というおかしな呼称を用いている)、自分のナヴァールに対する愛情よりもピアニィの婚姻問題に対する心配を優先する場面が見られた。 竜輝石戦争終結後は、ヒューバートの失踪とベルフトの拘留、連合王国とレイウォールの国家統合を受けて、ピアニィより「代王」の肩書でレイウォールの王座を信託され、後に正式に王位に就く。ピアニィへの愛情は相変わらずで、「共に幸せな未来を」ではピアニィの身を案じる余り、”真の四宝の試み”に際して諸王諸侯に対して出された国外避難勧告を最後まで拒んだものの、ナヴァールの説得に折れ、第3次「黄金の狼」の援護を得てウィルフレッド、スリス、エルザと共にエストネルから退去している。だが、「新世界のサーヴァント~其は滅ぼす者~」においてはナヴァールが送ったアニマルメッセンジャーへの返答がなく、エルザ達と行動を共にしている描写もなく、行方不明となっている。 本来はピアニィを「真の四宝の試み」に臨ませるためのサポーターとしての役割を負わされた存在であり、そのためにオーギュストから最高クラスの指揮統率・分析能力を与えられている。そして、本来の計画においての役割はアルディオン大陸を切り離す際に必要な魔導装置のデバイスとして、膨大な量の情報を処理するための存在。指揮能力はその副産物。 オトガル・カルカーニ 『ブレイク』シリーズからのゲスト出演。「フェリタニア絶対防衛戦」のシナリオ変更に際してグラスウェルズ占領下のメルトランド人の代表に成り得る人物が必要になり再登場した。詳細はアリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイクを参照。 アキナ・ブルックス / マルセル・ベルトラン 『デスマーチ』シリーズからのゲスト出演。詳細はアリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチを参照。
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