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パヴァリア光明結社とは? わかりやすく解説

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パヴァリア光明結社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:25 UTC 版)

戦姫絶唱シンフォギア」の記事における「パヴァリア光明結社」の解説

第4期にて本格的に登場する錬金術師によって構成され秘密結社で、フロンティア事変魔法少女事変支援者であり黒幕。その名前だけは第2期終盤マリア語っている。アダム撃破後、結社構成員摘発されるもその残党がまだ存在しており、第5期ではヴァネッサ率いノーブルレッド活動開始している。 アダム・ヴァイスハウプトAdam Weishaupt) 声 - 三木眞一郎 パヴァリア光明結社創設時より統制局長務める、結社首魁。 自ら作った自動人形ティキ400年前までは行動を共にしていた。凡人遥かに超える魔力量を有するがゆえ、常温核融合によりツングースカ級の大爆発引き起こす黄金錬成」といった超高位錬金術を完全な力業行使し結社トップとして君臨している。しかし錬金術センス組織人として能力がともに不足しており、機会主義力任せしか能がなく力の模索方策部下任せている。 他人と話すときは倒置法多用した独特な口調用い、またサンジェルマンたちに対して見下すような言動が度々見られ対立することもある。また部下含めて命を軽んじている傾向にある。またティキからは溺愛されており、本人普段ご機嫌取りをしているものの、内心「恋愛脳」「いちいちが癇に障る」と疎ましく思っている。 正体先史文明期以前造られ人形であり、ヒトプロトタイプアヌンナキ代行者として造られ求められ機能・性能基準満たしながらもそれ以外一切備えていなかったことから「完全過ぎて発展性がない」と結論付けられ廃棄される前に逃亡していた。その経緯から、「「完全」である自分が「神の力」を専有することで、不完全な人類管理し完全な群体へと仕立て造物主並び立つ」ことを目論んで結社設立部下たちを騙し利用し続けていた。 「神の力」の発現に伴い目論見明かしてティキに力を宿らせるが、「神殺し」の哲学兵装たるガングニールを持つ響に砕かれてしまい、溢れだした「神の力」を今度自身左腕に宿そうとするも、響に宿ったことにより一時撤退余儀なくされるサンジェルマン一派反応兵器無効化により消滅した直後に隙を見て三度神の力左腕宿すことに成功するが、想定外ティキ行動により左腕を「神の力」ごと響に破壊され計画は完全に頓挫怒り狂って美形の姿を保つために使っていた膨大なエネルギー攻撃回し悪魔のような真の姿となり装者たちを圧倒するが、他の装者亡きサンジェルマンらの力までも束ねた響についに打ち倒され意味深な言葉を残して爆散した。 第5期では「神の力」の入手後に、ボストーク湖沈んだシェム・ハの眠る「」を破壊する計画であったことがS.O.N.G.の調査発覚、その調査任務シェム・ハの腕輪を巡る戦いの発端となる。 サンジェルマンSaint-Germain) 声 - 寿美菜子 パヴァリア光明結社の幹部一人カリオストロとプレラーティとは違い純粋な女性錬金術師である。 数百年前奴隷の娘として生まれた経緯があるため「人は何者にも支配されるべきではない」という考えを持つ。そのため、世界歪な支配構造正すことを理想掲げ理想成就のためなら人命害することをも厭わない冷酷な一面を持つ。しかし、カリオストロとプレラーティには信頼寄せられており、彼女もまた二人重んじている。 人の相互理解阻むバラルの呪詛」を解くための手段である月の遺跡掌握すべく、それに必要とされる神の力」の完成進めている。そこに至るまでの犠牲者の数はすべて記憶しており、「革命の礎」となった彼らのためにも己の正義を貫く覚悟固めている。それゆえに、響に講和提案されても頑なに拒絶した。 またアダムに関して当初よりあまり快く思ってはおらず、あくまで自身正義理想実現のために従っていたが、後にその真意知ったことで彼を「神の力専有求め支配者」と定めて反旗を翻し自分にとって終生の敵である響と協力して彼を打倒する道を選ぶ。響が「神の力」に取り込まれた際には、S.O.N.G.に情報提供行い救出協力その後日本向けて放たれ反応兵器阻止するため飛び立ち駆けつけカリオストロとプレラーティと共に持てる全て出し切ってミサイルエネルギー対消滅させ、満足げ消滅した纏うファーストローブのスペルキャスターは「銃」。錬金術による特殊能力付加した銃撃技を両手に持つ銃剣の他、肩部及び両肘と脚部にも銃口付与して戦う。これは彼女の死後残り残留していた力をアダム奪って装者たちにぶつけたが、その力はS2CAによってギア出力転換され結果的にアダムを討つことになったその死後もその想いというべき存在が、響の胸の中存在しており彼女を奮起させるとともにアマルガム発現させるに至る。 カリオストロ(Cagliostro) 声 - 蒼井翔太 パヴァリア光明結社の幹部一人錬金術師一人称は「あーし」で、戦闘・任務中でもぶりっ子のような口調態度崩さない胡散臭い態度特徴。元々は男性であり、数百年前に嘘にまみれた詐欺師として名を馳せていたが、サンジェルマン出逢ったことで錬金術により女性身体不老長寿肉体得たアダムに対して反感隠さない一方サンジェルマンには全幅の信頼寄せており、プレラーティ同様サンジェルマン理想成就第一目的としているが、過去の人生から「自分気持ちだけには嘘をつきたくない」という信念抱いており、(計画支障ならない範囲で)サンジェルマン指示無視して装者たちと交戦するなど単独行動も多い。 計画後半儀式により動けないサンジェルマンと傷を負ったプレラーティに代わってクリス達を強襲し交戦イグナイトモジュール起動させたクリスマリアユニゾン相打ち覚悟臨み互角に渡り合うも、最終的に二人の合体技受けて敗北した。このとき死を偽装して身を隠してアダム出方伺っており、反応兵器阻止のため動いたサンジェルマン呼応して姿を現し、彼女と共に消滅した纏うファウストローブのスペルキャスターは「指輪」。ファウストローブ腕部からエネルギービーム射撃可能だが、その実カリオストロ本領近接戦闘にあり、十指指輪ナックルダスター見立てて打撃格闘戦を得意としていた。ピーカブースタイルで拳撃を繰り出すボクシング技を最後まで隠していたため、クリスマリア翻弄され痛烈な打撃もらっている。 プレラーティ(Prelati) 声 - 日高里菜 パヴァリア光明結社の幹部一人錬金術師カリオストロ同様、元は男性虚飾快楽耽っていた過去を持つが、サンジェルマン出逢い、彼女に協力するため結社構成員となった。「ワケダ」という語尾口癖。常にカエルぬいぐるみ持ち歩いている。表情変化のない無感動な性質だが、戦闘時等ではしばし悪辣な笑み見せことがある。また過去のことは反省しているが、常軌を逸しない程度には楽しみを優先するカリオストロ同様、結社よりもサンジェルマン個人に対して信頼寄せており、彼女の為ならば快楽を好む自身性情を捻じ曲げてでも戦う信念見せる。 深淵竜宮跡地にて「愚者の石」の回収作業にあたっていた装者たちを襲撃するが、調と切歌のユニゾン敗北し負傷快復した後にカリオストロ残した言葉からアダム問い質し、その真意知ったことで結社反旗を翻す自分たちが利用されていることをサンジェルマン知らせようとするが、迎撃現れた翼と調のユニゾン前に敗れる。このとき死亡した思われていたが、カリオストロ救出されており、自身が「最高傑作」と称するラピス精製行っていた。反応兵器阻止の際には銃弾加工したそれをサンジェルマン渡し反応兵器消滅後に力を使い果たして消滅した纏うファウストローブのスペルキャスターは「けん玉」。ファウストローブマント羽織った姿となり、スペルキャスターは巨大なけん玉となる。玉部分は射出可能でビームの糸で繋がれており、広範囲攻撃できる射出後、手元戻ってきた玉を皿で打ち返すといった変則的な連続攻撃を行う。またけん先にビーム刃を展開できる一方で武器大型ゆえ普段動き鈍重だが、玉の部分車輪とした大型バイクのような形態変形させることで、高速機動も可能とする。 ティキ(Tiki) 声 - 木野日菜 数百年前からアダム行動を共にしていた自動人形で、アダムにより惑星運行星図記録やその惑星運行データをもとに記録され現象解析する目的作られた。 400年前にその奪還狙ったフィーネとの交戦伴って海中没し長らく機能停止し行方不明となっていたが、大戦時ドイツ海軍ティキ像として海中から発見され亡命将校の手土産としてバルベルデ共和国持ち込まれた。そして現代において政府軍国連軍との戦乱どさくさ紛れサンジェルマンによって奪還されることとなる。胸部内蔵される聖遺物アンティキティラの歯車」により活動する上述機能停止の状態では胸部から歯車抜き取られた状態であったが、サンジェルマンが再び術により組込むことで再起動を果たす。 恋に恋するショート寸前乙女思考回路持ちとりわけその思考アダム向けられている。名前は「はじまり人間の意味持ち同様の名前を持つアダム並び立ちたいという意図がある。言動純粋無垢蒙昧がゆえ時に悪辣で、アダム熱烈に恋い慕う一方でサンジェルマン達を「三級錬金術師」と呼び、彼女の志を嘲るような発言憚らない。 本来は戦闘用自動人形ではないものの、「神いずる門」から得られた力と自身が持つ恋乙女概念混じり合わせることで、神に匹敵する力を持つ兵器ディバインウェポンとして新生ヨナルデパズトーリ同様に受けたダメージ並行世界上の同一別個体肩代わりさせる絶対的防御力加え並行世界のひとつを贄と焼却し得たエネルギーによる圧倒的攻撃力をも備えている。 その絶対的なをもって響とサンジェルマン圧倒するが、ガングニールの持つ神殺しの力を受けたことで形勢逆転最後は「神の力」の確保優先したアダム命じられてディバインウェポンから分離したところに響の一撃を受け、胴体両断された。上半身だけの状態となって尚アダムハグ乞うも、当のアダムからは用済みとして一蹴される。しかし、なおもアダムへの執着心ゆえに稼働し続けており、それが結果的にアダム野望阻止に繋がることになった最後は、しつこく足に縋ったことに苛立ち募らせアダムによって胸部踏み潰され機能停止した。 その残骸は、アンティキティラの歯車とともに回収され解析されていた。

※この「パヴァリア光明結社」の解説は、「戦姫絶唱シンフォギア」の解説の一部です。
「パヴァリア光明結社」を含む「戦姫絶唱シンフォギア」の記事については、「戦姫絶唱シンフォギア」の概要を参照ください。

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