バートラム・ロバート・ベリック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/27 01:47 UTC 版)
「ベーリック・ホール」の記事における「バートラム・ロバート・ベリック」の解説
施主のバートラム・ロバート・ベリック(Bertram Robert Berrick、1873年-1952年)はロンドン出身で、親族により経営されていた、文房具や機械、和紙、漆器などを扱う貿易商社「ベリックブラザー商会」を継ぐべく、1898年に25歳で来日。事業を順調に拡大し、1919年には商号を「ベリック商会」に改めた。東京の駐日フィンランド大使館は彼の経歴に注目し、フィンランド領事への就任を要請。ベリックはこれを快諾し、このベリック邸で執務を行った。ここで10年ほど暮らしたが、第二次世界大戦が近付き、家族でカナダのバンクーバーに移住。1952年にカナダで永眠した。
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