バスジャック事件(1巻 - 2巻 episode2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:26 UTC 版)
「ミステリと言う勿れ」の記事における「バスジャック事件(1巻 - 2巻 episode2)」の解説
ある秋の日、久能は印象派展に向かうが、乗り込んだバスが、バスジャックされる。久能はマイペースな物言いでバスジャック犯の犬堂オトヤを怒らせる。 バスは犬堂邸に到着。犬堂オトヤと兄の犬堂ガロは乗客を一室に集め、「トロッコ問題」「自分が犯した最も重い罪」について一人ずつ語らせる。深夜、犬堂兄弟が部屋を出た隙に、久能は警察に通報。大隣署の面々が駆け付けると、犬堂兄弟はあっさり犯行を認める。久能は乗客の一人・熊田が事件の首謀者犬堂我路であることを見抜く。オトヤの兄は我路になりすました犬堂ハヤで我路のいとこだった。彼らは我路の姉で連続生き埋め殺人事件の被害者犬堂愛珠を殺した犯人を探すため、愛珠と最後にバスで乗り合わせた乗客を誘い込んだのだった。 久能はバス運転手の煙草森誠のある癖を指摘し、彼が愛珠を「片づけた」と推理する。煙草森は連続生き埋めを認め、事件は解決する。久能は、自分をうざいと言わなかった我路に好感を持ち、彼と再会を約束する。 冬のある日、久能のアパートに不起訴になった我路から宅配便が届くが、中に入っていたのは煙草森から切り落とされた腕だった。我路たちは煙草森が精神鑑定にかけられる前に護送車を襲い、一線を越えてしまい、逃亡生活に入る。
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