バスカメラによるバスレーン違法走行等の監視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 03:57 UTC 版)
「バスレーン」の記事における「バスカメラによるバスレーン違法走行等の監視」の解説
都市部では、バスレーンの違法走行及び違法駐停車により、路線バスの円滑な運行が妨げられるという問題が発生している。そこで、1975年にバスレーン、1978年に感応式バス優先信号を導入した浜松市・遠州鉄道は、1998年3月のバスレーンカラー舗装化・光ビーコン式バス優先信号を導入した際、道路上の電光掲示板に警告表示を行い排除するシステムを設置している。そして、2005年12月より、西日本鉄道の一部路線を走行する車両にバスカメラを搭載してバスレーンを違法走行等している車両を撮影し、その車両の使用者に警告文書を発する等の対策を行っている。これにより、路線バス運行の円滑化のみならず、マイカーから路線バスへの利用転換による環境やエネルギー問題の改善も図られている。なお、2006年2月より東急バスと西武バスの、2007年2月より京王電鉄バスと関東バスの各一部路線でも実施されている。2008年2月より東京都交通局の一部路線でも行われているほか、東急バスでは実施路線がさらに1路線追加されている。
※この「バスカメラによるバスレーン違法走行等の監視」の解説は、「バスレーン」の解説の一部です。
「バスカメラによるバスレーン違法走行等の監視」を含む「バスレーン」の記事については、「バスレーン」の概要を参照ください。
- バスカメラによるバスレーン違法走行等の監視のページへのリンク