バイオレットレナ【バイオレットレナ】(観賞樹)
登録番号 | 第11944号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | レケナウルティア フォルモサ×レケナウルティア ビローバ | |
登録品種の名称及びその読み | バイオレットレナ よみ:バイオレットレナ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 内山隆之、高尾保徳、今村幹雄、倉富洋一 | |
品種登録者の住所 | 福岡県浮羽郡田主丸町大字地徳2282、福岡県浮羽郡田主丸町大字菅原1558、福岡県浮羽郡田主丸町大字船越994-1、福岡県浮羽郡田主丸町大字森部1141-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 内山隆之、高尾保徳、今村幹雄、倉富洋一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Lechenaultia formosa「スターブラスター」にL.biloba「スカイブルー」を交配して育成されたものであり、樹姿は中間性、樹の広がりは広、花は濃紫青の地色に明青紫色のぼかしが入る鉢物向きの品種である。樹姿は中間性、樹高は高、樹の広がりは広である。枝の長さは短、太さは太、色は赤褐、分枝性は多、葉の着生密度は密、長さはやや短、幅は中、色は緑である。つぼみの長さは中、幅は狭、花冠筒部の長さはやや短、幅は広、目の有無は無、花冠裂片の反転の程度は無、縁の切れ込みの程度は中、重なりの程度は浅、花の縦径は中、横径は広、向きは上向きである。花弁の形はⅠ型、大きさは大、開花初期の地色は鮮青紫(JHS カラーチャート8005)、盛期の色は濃紫青(同7607)、中肋の色は穏橙(同1610)、複色は明青紫(同8004)のぼかしが基部に入る、絞り模様の有無は無である。異形花弁の型はⅤ型、長さは長、開花初期の表面の地色は鮮青紫(同8005)、盛期の地色は濃紫青(同7607)、がくの形は線形、色は濃黄緑(同3307)、子房の長さはやや長、幅はやや広、アントシアニン着色の程度は濃、花の香りは無、開花期は中、四季咲き性は無である。「エンゼルキス」と比較して、花の横径が広いこと、開花盛期の花弁の地色が濃紫青であること等で、「スカイブルー」と比較して、樹姿が中間性であること、花弁に複色が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者の温室(福岡県浮羽郡田主丸町)において、L. formosa「スターブラスター」にL.biloba「スカイブルー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願公表時の農林水産植物の種類は「レケナウルティア フォルモサ」であった。 |
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