ハーレムもの
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ハーレムものとは、1人のキャラクターに対し、数多くの異性キャラクターが恋愛対象として対置されている設定のフィクション作品を指す[1]。ドリーム小説によく見受けられる[2]。また、男性同性愛を題材としたやおい・ボーイズラブ作品において、他の男性キャラクターに対して常に「受け」(受動的・女性的な役割)を担う男性キャラクターを「総受け」と呼ぶが、このキャラクターが全員から好かれている状況をハーレム状態と呼ぶ場合もある[3]。
注釈
出典
- ^ 榎本秋 『ライトノベル文学論』 NTT出版、2008年、145-146頁。ISBN 978-4757141995。ケータイ小説の中でも特に妄想の度が強い作品。
- ^ a b c d e 杉浦由美子 『ケータイ小説のリアル』 中央公論新社、2008年、183-184頁。ISBN 978-4121502797。
- ^ 杉浦由美子 『オタク女子研究 腐女子思想大系』 原書房、2006年、82頁。ISBN 978-4562039920。
- ^ 小森健太朗 「〈セカイ系〉作品の進化と頽落――「最終兵器彼女」、『灼眼のシャナ』、「エルフェンリート」」『社会は存在しない――セカイ系文化論』 南雲堂、2009年、147-149頁・157頁。ISBN 978-4523264842。
- ^ 斎藤環 『関係する女 所有する男』 講談社、2009年、185-186頁。ISBN 978-4062880084。
- ^ 「〈セカイ系〉作品の進化と頽落――「最終兵器彼女」、『灼眼のシャナ』、「エルフェンリート」」『社会は存在しない――セカイ系文化論』158頁。
- ^ 「最近アニメ化が多い気がする「なろう系異世界転移作品」の魅力って? 各作品で見られる“お約束”からそのおもしろさを考えてみた」『ニコニコニュースORIGINAL』ドワンゴ、2019年7月5日。2020年9月20日閲覧。
- ^ 「台頭する「なろう」系小説」『ニュースイッチ』日刊工業新聞社、2016年1月1日。2020年9月20日閲覧。
- ^ 「なぜ今,努力しないで成功する物語がはやるのか?――引きこもりのプロブロガー・海燕氏がゲストの「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第17回」『4Gamer.net』Aetas、2014年5月10日。2020年9月20日閲覧。
- ^ ロラン・バルト著、宗左近訳『表徴の帝国』筑摩書房、1996年、54頁。ISBN 978-4480083074。
- ^ 長谷川壌 「セカイ系ライトノベルにおける恋愛構造論」『社会は存在しない――セカイ系文化論』 171頁。
- ^ 『ケータイ小説のリアル』184-186頁。
- ^ a b 「〈セカイ系〉作品の進化と頽落――「最終兵器彼女」、『灼眼のシャナ』、「エルフェンリート」」『社会は存在しない――セカイ系文化論』149頁。
- ^ a b 「〈セカイ系〉作品の進化と頽落――「最終兵器彼女」、『灼眼のシャナ』、「エルフェンリート」」『社会は存在しない――セカイ系文化論』157頁。
- ^ 「〈セカイ系〉作品の進化と頽落――「最終兵器彼女」、『灼眼のシャナ』、「エルフェンリート」」『社会は存在しない――セカイ系文化論』163頁。
- ^ 『好色の勧め 「杏花天」の話』 文藝春秋 ISBN 978-4-16726104-7
- 1 ハーレムものとは
- 2 ハーレムものの概要
- 3 脚注
- ハーレム系作品のページへのリンク