ナブラ記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 15:21 UTC 版)
記号 ∇(ナブラ、英: nabla)の呼び名は、似た形のヘブライの竪琴のギリシャ語名 νάβλα に由来する(アラビア語とヘブライ語での呼び名とも関係がある)。数学記号としてこれを用いたのはハミルトンだが、横向き楔形 ⊲ としてである。 他にも稀に、ギリシャ文字 Δ (delta) の逆さまであるということで、逆さ綴りにしたアトレッド (atled) を呼び名とすることもある。あるいは実際のギリシャ語での呼び名は「逆さまのデルタ」(ανάδελτα) である。
- ^ 魚群 (なむら) デジタル大辞泉
- ^ W. R. Hamilton, in Trans. R. Irish Acad. XVII. 236 (1837)
- ^ W. Thomson, Notes Lect. Molecular Dynamics & Wave Theory of Light at Johns Hopkins Univ. x 112 (MS) (1884)
- ^ Gibbs & Wilson, Vector analysis: a text-book for the use of students of mathematics and physics, founded upon the lectures of J. Willard Gibbs by Edwin Bidwell Wilson (1901)
- 1 ナブラ記号とは
- 2 ナブラ記号の概要
- 3 符号位置
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