ナブラ演算子とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

ナブラ演算子とは? わかりやすく解説

ナブラ

(ナブラ演算子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 04:08 UTC 版)

ベクトル解析における演算子 (ナブラ、: nabladel)は、ベクトル微分演算を表し、特に一次元の領域で定義された函数に施すとき、微分積分学で定義される通常の微分 D = d/dx と同じになる。多次元の領域上で定義されたに施すときには、スカラー場勾配 grad や、ベクトル場に対しては作用のさせ方により回転 curl や発散 div を与えたりする。





ナブラ演算子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 06:12 UTC 版)

記号の濫用」の記事における「ナブラ演算子」の解説

ナブラ演算子 ∇ は偏微分作用素ベクトルとして並べた組である: ∇ = ( ∂ ∂ x , ∂ ∂ y , ∂ ∂ z ) . {\displaystyle \nabla =\left({\frac {\partial }{\partial x}},\,{\frac {\partial }{\partial y}},\,{\frac {\partial }{\partial z}}\right).} これにより勾配 ∇f 発散 ∇⋅v→ 回転 ∇×v→ のような表記ができる。∇ は多く場合ベクトルのように振る舞うので、この記法は非常に便利であるが、∇ はベクトル可換ではなくベクトルすべての性質満たすわけではないので記号の濫用と言える

※この「ナブラ演算子」の解説は、「記号の濫用」の解説の一部です。
「ナブラ演算子」を含む「記号の濫用」の記事については、「記号の濫用」の概要を参照ください。

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