トーションバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 00:00 UTC 版)
トーションバーとは、棒状の物体を捻る時の反発力を利用したばねの一種である[1]。ねじり棒、ねじりばね、ねじり棒ばねとも呼ばれる[1]。
- ^ a b c JIS B 0103:2015「ばね用語」(日本産業標準調査会、経済産業省)、9頁
- ^ ランダムハウス英和大辞典. “「torsion bar」の意味”. goo辞書. NTT Resonant Inc.. 2016年9月21日閲覧。
- ^ 及びその前の試作普通乗用車P-1でも同様に検討したが、P-1では採用は断念した。
- ^ 日本での乗用車での採用例が無いことや、端が太く中央部が細い形状にトーションバーを加工する際の生産性など
- ^ P-1のリアの3枚リーフスプリングからの協力関係があった
- ^ 『スバル360開発物語: てんとう虫が走った日』 p. 83
- ^ なお、この構成を利用し、空車時と積載時の荷重比が大きい360ではハイトコントロールも検討したが精度のよいシリンダーの油圧装置ができず断念した。
- ^ 『スバル360開発物語: てんとう虫が走った日』 pp. 84〜85
- ^ 「第1 戦車、装甲車」 Ref.C14011080100
- 1 トーションバーとは
- 2 トーションバーの概要
- 3 概要
- 4 その他
トーションバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 21:16 UTC 版)
棒状のばね。棒の一端を固定して他端をねじりを加え、棒をねじり変形させることでばね作用させる。棒の断面形状は、ねじりに対して効率のよい円形が一般的である。吸収エネルギー効率が高く、形状が簡単なため、実際のばね特性が計算と一致しやすい。
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トーションバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 16:36 UTC 版)
詳細は「トーションバー・スプリング」を参照 トーションバー・スプリングはねじり棒ばねとも称され、ばね鋼を使用した鋼棒のねじれからの復元力を利用したもの。コイルばねよりさらに吸収エネルギー量に対するばねの重量を小さく出来る点で優れる。このため、軽量化を重視するスイス国鉄向け軽量客車でSIG社によって枕ばねへの応用が図られ、日本でも同社とライセンス契約を結んだ日本車輌製造により何種かこの方式を採用する台車が製造されたが、これも圧縮されるとばね定数が上がる非線形特性を持つため、以後鉄道車両の枕ばねにこのばねを使用する例はほぼ皆無である。
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