デスリュウジャー一派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 02:07 UTC 版)
「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」の記事における「デスリュウジャー一派」の解説
獰猛の戦騎D(ディー) / デスリュウジャー 自らを「D」と名乗る悪のキョウリュウジャーというべき邪悪な紺色の戦士。トバスピノを強制的に支配し操る。 その正体は獣電竜の存在を知った百面神官カオスが恐竜の感情を吸うために最初に生み出した太古の戦騎であり、性格は司る感情の通りに獰猛で好戦的。ドゴルド以上に凶暴であり、その内にある戦いを求める飽くなき欲望はカオスをも戦慄させる。故に首領であるデーボスへの忠誠心は皆無に等しく、美琴を手中に収めるとデーボス軍と袂を分かち離反している。 一億年前、強大すぎる力を制御することができず不安定だったトバスピノを支配して暴走させ、恐竜の絶滅を手伝わせようとしたが、超古代の人間の巫女の助力で邪悪な呪縛から逃れたトバスピノによって倒される。それから一億年後の現代においてデスリュウジャーの装備をカオスに与えられ復活。超古代の巫女の末裔である美琴に目をつけ、彼女を拉致。そして彼女の遺伝子に眠る祈り歌の力を編曲してトバスピノを悪の化身にして支配下に置き、地球の破滅を目論む。 戦闘能力は高く、キョウリュウジャー5人でも歯が立たず、一度は彼らに勝利している。 武器は剣としても使える魔笛型のブーメランフルートバスターで、魔笛モードから奏でられる悪のメロディは獣電竜を苦しめ弱体化させる力を持つ。必殺技はデーボスインしたデスリュウジャー獣電池をフルートバスターに装填し、トバスピノの頭部を模したエネルギー弾を射出する魔楽章デーボスフィニッシュ。他にも専用の武装バイクDレーサーを駆ってのバイク戦も得意とする。 普段はデスリュウジャーのスーツを身に纏っているが、ダイゴとの決戦の際にはマスクを脱ぎ捨て素顔を表した。そのマスクの下の素顔は紺を基調に所々に赤みを帯びた醜悪な外見をしており、髪に相当する部位を伸ばし攻撃することも可能。そのダイゴとの決戦では一度は彼を圧倒し、変身解除させて獣電池を空にさせるが、美琴の祈り歌により、パワーアップした獣電池を使って変身したキョウリュウレッド ガブルアームド・オンには全く歯が立たず、ガブガブ・ガブティラ岩烈ラッシュによって倒される。 テレビシリーズのブレイブ39ではデスリュウジャーのスーツを纏わぬ本来の姿で再び登場。大地の闇で得た新しい力の影響で全身の色が反転し、赤を基調としたカラーリングに変化した。Dのデザインモチーフは『オズの魔法使い』のトト。 デスリュウジャーのスーツはその後、『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』のキョウリュウネイビーに改造された。 演じた宮野真守は、以前『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でウルトラマンゼロ役として坂本と一緒に仕事をしていたことが縁でオファーされた。 ディノガールズ デスリュウジャーの命令に忠実に従う2人の侍女。古代生物のようなコスチュームに身を包み、外見は人間の女性と変わらないが、目付きが爬虫類的に変化することがある。レムネア 白い装束を纏った侍女。甘えたような口調で喋り、「みぃんな絶滅よ」が口癖。素手でキョウリュウジャーの攻撃を跳ね返してしまうほどの恐るべき徒手空拳の使い手。掌から光弾を放つこともできる。 初戦ではブラックとブルーの2人と戦い、彼らと互角の戦いを繰り広げる。最後にはブラックと戦い、彼の攻撃を全て弾き、一度はアーシーと共に追い詰めるが、加勢にきたピンクとの必殺技により敗北する。名前に「ムネ」が含まれることから、初登場シーンは胸を強調している。 アーシー 黒い装束を纏った侍女。厳しい口調で喋り、「とろけちゃ~う」が口癖。剣の使い手でキョウリュウジャーと互角に渡り合う。また蹴り技も得意とする。 初戦では、グリーンとピンクの2人と互角の戦いを繰り広げる。最後にはピンクと互角に戦うが、最終的にはブラックとの必殺技によりレムネアと一緒に敗北。名前に「アシ」が含まれることから、初登場シーンは脚を強調している。
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