デストロン機甲部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 10:03 UTC 版)
「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」の記事における「デストロン機甲部隊」の解説
ガルバブルク二世 全長:300m 幅:150m 重量:1万6000t 速度:マッハ3以上 ガルバトロン部隊が運用した大型要塞宇宙船。劇中では「要塞宇宙船」とのみ呼称された。スパイクやドリルなど、威圧的かつ無骨なデザインが特徴で、前部は顔のような形状となっている。宇宙・大気圏内を飛行できるだけでなく、水中を潜航することも可能など、万能さを誇り、終始デストロンの巨大要塞として利用された。口にあたる部分は開閉し、コンバットロンなどの発進用ゲートとなり、"目"からは、ギガストームの身体のサイズを変える「素粒子コントロール光線」を発射する。船底のハッチからは爆弾などの投下も可能。また、クジラなどの海洋生物を模した潜水艇も数隻搭載していた。 ガルバトロン達が人工惑星ネメシスに向かう際にも使用されたが、戦闘の最中、スクーバに鹵獲され、最後はネメシスの爆発に巻き込まれてしまった模様。 漫画版の『ネオ』ではガイアに残されたままだったが、マグマトロン部隊が黒球の隠し場所に使っていた。 人工惑星ネメシス デストロンの総力を結集して建造され、宇宙航行能力を有する月の2倍ほどの大きさを持つ人工天体。 ガルバトロンが全てのアンゴルモアエネルギーを手に入れるために呼び寄せ、太陽系の外から通常航行で各惑星を破壊しつつ惑星ガイアへと向かってきた。ネメシスの接近によって、惑星ガイアのアンゴルモアエネルギーは悪に大きく染まり活発化、暴走してしまう。そして、ガイアの衛星軌道に到達直後、アンゴルモアエネルギーを内部に吸い込み始めた。 サイバトロンとデストロンの最終決戦の場となり、その際ガルバトロンはライオコンボイ達との最後の一騎討ちで、自らエネルギーを吸収、巨大化し圧倒的な力を得るが、限界以上に取り込もうとしたため、危うく惑星ガイアをも完全に消滅させるほどの大爆発を起こしそうになった。だが、緑のライオンがエネルゴンマトリクスの力でエネルギーをカプセルに封じ込め宇宙の各地に分散、大爆発は辛うじて防がれた。最後はスクーバの仕掛けた爆弾とわずかなアンゴルモアエネルギーによって、ネメシスはガルバトロンの野望と共に消滅。爆発のエネルギーでワームホールが生まれ、生き延びたサイバトロンとデストロン両軍は、それに吸い込まれていった。 なお、ネメシスの爆発で分散されたアンゴルモアエネルギーが入ったカプセルは続編『ネオ』で重要なアイテムになる。 ガルバトロン戦車 漫画版に登場。ガルバトロンの顔を模した水陸両用戦車で動力には眠っている最中のガルバトロンのアンゴルモアエネルギーが使われている。雨で油断しているサイバトロンを攻撃するために出撃し、サイバトロンの攻撃を一切寄せ付けなかったが、底部だけは脆く、アパッチの指示を受けたスクーバの手により水中内で底部を爆破されてしまい、破損場所から機内に浸水。その混乱の隙を生じて乗り込んできたライオコンボイの攻撃でふらついたメガストームが自爆スイッチを押してしまった為、爆発した。
※この「デストロン機甲部隊」の解説は、「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」の解説の一部です。
「デストロン機甲部隊」を含む「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」の記事については、「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」の概要を参照ください。
- デストロン機甲部隊のページへのリンク